車中泊徒然草+

近所で見付けた鮮やかな秋の色

先週にまるまる出掛けていたこともあって、今週末は穏やかに自宅周辺をウロウロしています。こういう日こそ原付バイクでのお出掛けのチャンスではないかということで、ちょっとした買い物ついでに自宅からそれほど遠くない山側の場所を通ってみることにしました。東名高速の側道を日本平SA方面に向かって走りながら住宅やアパートが立ち並ぶ中にお茶畑が残る場所までやってきた時、実に秋らしい風景に行き当たりました。

最近建った感じの建物の隣が茶畑になっていて、その建物と平行に数本の柿の木が植えられています。恐らく同じような茶畑などがあった場所が宅地化されたのでしょう。この写真では全体的にそれほどきれいには見えませんが(^^;)、柿の実の鮮やかな色が目についたのでこの場所でバイクを止めてカメラを取り出して写真を撮っていたのですが、こういう時には広角のレンズで撮影しても自分の目で見たような鮮やかな感じではなかなか映りませんし、周辺のものが全て写ってしまうことから、後から見て興ざめしてしまうこともあったりします。

そこで、レンズを中望遠程度の単焦点レンズに交換し、自分からいろいろ動きつついい感じで柿の実の鮮やかな色だけを切り取って写したのが上の写真です。同じ柿の木を映したのですが、これだけ違う写真になってしまいました。

有名な観光地でなくても、風景の一部分を切り取ることで実にそれらしく見えそうな場所というものはまだまだ探せばあるような気が改めてこれらの写真を見ていてしみじみ感じました。逆に言うと詐欺のような写真ということになるのかも知れませんが(^^;)、自分の周辺の風景からどこを切り取るとどうなるのかを考えながらウロウロするのもなかなか面白いものです。こちらの紅葉はもう少し先になりますが、街の木の葉が色づいてきたらまたぞろ近いところへ出掛けてみようと思っています。

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