日本の通信キャリアと通信衛星はauが提携したStarlinkが、ドコモとソフトバンクにも同様のサービスを提供するという流れになっていましたが、まずはドコモが「docomo Starlink Direct」という名で通信衛星との直接接続サービスを2026年4月27日に開始すると発表しました。
サービスの内容についてはauのものと同様であると思われますが、個人的にはドコモの廉価版プランで海外でも実用的に使える「ahamo」でも使えるというのがミソです。月30GB(海外でも利用可能)の高速通信および、通話も5分以内であれば追加料金なし、月額2,970円で今月末からはドコモ電波が圏外でも最低限のSMSと特定のアプリを使ったネット利用ができるというのは、かなりコストパフォーマンスが良いと言えます。
ドコモのサイトを見たら、まだ対応するスマホがiPhoneの他AndroidはPixelの一部の機種のみと少ないのと(個人的にはPixel9aでデータ通信に対応していないのが残念)、スマホとの衛星通信でできる事はまだそう多くはない事が残念ではあるのですが、対応機種を持っているならそれこそ、auが月1,650円で他社のSIMを使っている人に向けてサービスしているものより千円ちょっと足すだけでかなり使えるSIMになりますので、今後の対応機種に期待しながら待つのも良いかなとも思えてきます。
ドコモもauもソフトバンクも契約されていない方でこのサービスが使いたいと思い、さらに対応するスマホを持っているなら、改めてahamoへの乗り換えを考えるのも良いでしょう。今後出てくるソフトバンクのStarlinkサービスもドコモのものと同じようなものだろうと思いますので、ソフトバンクの契約をされている方は待った方が余分なコストを払わずに済みます。
問題は、楽天モバイルをメインで使っている方ですね。楽天だけはStarlinkとは提携せず、別の業者(AST Space Mobile)のサービスを使うことをアピールしています。他の三キャリアからは遅れてのサービス開始(そもそもサービスがスタートするかも未知数)となるので、考えどころです。というか、私の場合メインで今使っていて、これから5年くらいは使い続けようと思っているスマホ(Xiaomi Redmi Note 15 Pro 5G)が対応機種にないので、全ては今のスマホが対応スマホとして名前が挙げられないとどうにもならないというところです。
その代わりとして、現在同じStarlinkでも専用アンテナ+WiFiがセットになったStarlink Miniをスタンバイモード(月額730円)でキープしているので、メールを含むデータ通信をスマホだけでなくパソコンやタブレットでも利用できるようにしているので、よほど画期的なサービスが始まらない限りはスマホで直接通信衛星を使えなくても良いと思っています。楽天のサービスが、iPhoneやPixel以外のスマホでも使えるようになってくれればまた改めて通信契約をどうするのか考えることになるでしょう。
今回のドコモ・ソフトバンクに加え、auのStarlink Directサービスがどのように進化し、通話やネット通信まで衛星を介してできるようになるのかというのも気になります。ちなみに、通信衛星のやりとりにかかる費用について、当初はしばらく無料でサービスされますが、その後有料サービスになった場合にも引き続き契約しようと思えるか、それくらいのサービスの充実度があるのかというのも問題ですね。通信衛星を通じてインターネットを接続するのに、できるだけかさばらない組合せでできるのが理想ではあるので、スマホと通信衛星を直接つなぐ方が良いだろうと個人的には思っています。今年はそういう意味では本当の通信衛星利用元年だと思っていますので、当初の予定通り年度末くらいまでにその自分なりの解答を出せるようなサービスの拡充を期待したいですね。