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JR東海の「冬の乗り放題きっぷ」を使った一泊二日プチ旅行プランを組んでみた

今年、日本に来ている画家の「ゴッホ展」に行こうと思い立ったものの、2025年中に開催している東京ではお得な前売券が買えなかったので、来年の2026年から開催される愛知県美術館の方の前売券を少し前に購入しました。

私が購入した前売券は安く入場できるかわりに、土日祝日の入場ができません。ただそれは、私の仕事の休みがむしろ平日中心なので、多くの人が訪れないであろう平日のどこかに何とか行こうと計画を練っていたのでした。

仕事の調整をしている中で、昔の「青春18きっぷ」が使えた時代が懐かしくなってきました。今回は基本的に美術館へ行くことが目的ではあるのですが、できれば途中下車して初詣や観光も楽しみたいところです。しかし私の住む静岡から名古屋を往復する手段を考えると、高速バスが往復6千円ちょっとで一番安いですが、途中で降りることはできません。新幹線は快適ですが、日帰りの新幹線プランが大体12,000円くらい(往復新幹線代と現地での選択可能な観光費用含む)で、前の日から入る宿泊付き新幹線プランでは一番安くて17,000円くらいになってしまいます。

そんな中、2025年12月13日から2026年1月13日までの一ヶ月間利用可能な「JR東海・冬の乗り放題きっぷ」が出るという話を聞き、これは今回のお出掛けに使えるのではないか? と思いつつ、どうすれば発券して使えるのか? 果たして安く出掛けられるのか? ということがまず疑問としてわきましたが、色々調べて以下のような事がわかりました。

・発売金額は大人3,900円・こども1,900円(2日間JR東海の普通車乗り放題)
・熱海駅~米原駅間の新幹線きっぷを「EXサービス」から購入しないと買えない
・購入はJR西日本の『e5489』サービスへ登録して手続きをする必要がある

安く旅行するためには、新幹線の利用区間を極力短くするようにすれば、お正月をはさんだ連続する2日間を、まさに青春18きっぷのように、普通列車がJR東海のフリー区間で乗り放題になるのです。ただ、2日間使用するとなるとどこかに宿を取る必要があります。その分のホテル代を合わせるとかえって高く付いてしまう心配もありました。宿泊代がかからないよう日帰りにすれば安く上がるものの、それだと単なる出発地から目的地への往復だけに終わってしまいます。

で、色々調べてみたところ最近の海外からの観光客が減っているのと関係があるのかわかりませんが、名古屋周辺でも安く泊まれるビジネスホテルがあり、ネットで予定していた日の料金を調べたら、一泊シングルで5,000円弱で泊まれることがわかりました。気ぜわしい日帰りでなく、ある程度余裕を持った日程であれば、新幹線利用を帰りの最短区間である「掛川~静岡」(自由席1,740円)にして、これをEX予約で入手すれば冬の乗り放題きっぷを買い、ホテルで一泊しても合計すると1万円をちょっと超えるくらいで済みます。

その分、行きと帰りの名古屋から掛川までは普通列車で移動しなければなりませんが、乗り放題きっぷと新幹線の合計が5,640円で往復の交通費がまかなえます。

ちなみに、普通列車で静岡~名古屋間のJR運賃は6,820円(往復)、ぷらっとこだまを使って新幹線で往復する際の料金は9,980円(往復・片道ごと1ドリンク券付)となります。普通にきっぷや旅行商品を買ったり、高速バスを使うよりも安いのですね。途中下車だけでなく、名古屋のビジネスホテルに早く入って、夜の名古屋をめぐる観光もできるというメリットも乗り放題きっぷにはあります。

「一部新幹線・宿泊付・乗り放題」という形でゆったりプチ旅ができるということで、今回は名古屋にビジネスホテルを取って、冬の乗り放題きっぷを合わせて使うことにしました。当日はJR東海の乗り放題に加えて、当日だけでなく翌日も名古屋を離れるまで使える、名古屋周辺の観光に便利な地下鉄全線24時間券(大人760円)を加えてもトータルの費用は11,000円ほど(食費除く)で収まります。

今回は同行者がモバイルSuicaを持っていないので、ネットで購入してから静岡駅まできっぷを発券しに行きました。冬の乗り放題きっぷの方は受付番号と登録電話番号の下4桁を券売機に入力して、予約した際に使ったクレジットカードを機械に通すことですんなり発券できたのですが、EX予約で取った新幹線のチケットが発券できませんでした。その際、別の人も私と同じように新幹線チケットが発券できなくなっているのを見たので、まだ開いていたみどりの窓口にEXアプリのQRコードの出た画面を見せたら、問題なく購入した新幹線の自由席券を発行してもらえました。

当日はどうなるかわかりませんが、こだまで一区間しか乗らないし、状況によって乗る時間が変わる可能性もあるので、最悪ずっと立っていることになっても良いと思って自由席にしました。また、もし新幹線自体が動いていないような状況になった場合、新幹線を待たないで在来線に乗って移動することも冬の乗り放題きっぷを有人改札で見せれば入場し、乗車できるので、トラブルにも強いということになります。

ともあれ、正月休み明けに行くことにしたので、お正月は家でゆっくりしていてもその後の予定ができたので、その日が楽しみになってきました。この乗り放題きっぷは今回だけでなく、学生の休み期間に何度も発売されていますので、もっと別のプランにして行動範囲を広げて使ってみるのも面白そうです。次の夏休みに同じような乗り放題きっぷが販売されるようでしたら、次はまた違う場所を目指してプランを立ててみたいと思います。

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