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サッカーJリーグの「J2の沼」の存在を教えてもらったチームが来季は全てJ1に!

昨日、サッカーJリーグのJ1昇格プレーオフ決勝戦で、ジェフ千葉が徳島ヴォルティスに勝ち、何と17年ぶりのJ1復帰となりました。すでにチーム創設以来のJ1昇格を決めている水戸ホーリーホック、V・ファーレン長崎とともにJ1での戦いに参入ということになるのですが、Jリーグが始まった際の「オリジナル10」がJ1で揃うことに注目が集まっているものの、個人的には別の角度から見て実に感慨深いものがあります。

ピエール瀧のしょんないTV「はじめてのJ2講座」ダイジェスト

上のリンクは私の地元で活動している清水エスパルスのオフィシャルブログですが、このリンク上には2015年シーズンにエスパルスが屈辱のJ2落ちになり、J2とはどんなところか? と思っている、主にエスパルスのサポーター向けに作られた企画でした。当時J2に所属していた「セレッソ大阪」「ジェフ千葉」「水戸ホーリーホック」のサポーターに「J2は簡単に突破できるリーグではない」ということを存分に語ってもらっていたのですが、その内容は上のリンクを見ると十分理解できるかと思います。

今年は、すでにJ1に復帰した「セレッソ大阪」以外の2チーム、「ジェフ千葉」と「水戸ホーリーホック」がJ2からJ1に上がるということになりました。番組放送時時点で千葉は7年目のJ2、水戸ホーリーホックにいたっては16年目というだけではなく、当時はスタジアムの関連でJ2で優勝してもJ1参入は不可能という状況の中でいわば「J2の番人」的な立ち位置にいました。J1に上がるというモチベーションを持てないままJ2を戦っていた水戸がJ1にという事だけでもすごいインパクトでしたが、今回のプレーオフで長く低迷していた千葉がJ1に復帰し、当時番組に出演していたサポーターの方々もJ1の舞台で応援することになるというのは、地元でも何でもない自分でも何か嬉しいという感じになってきてしまいます。

プレーオフで敗れた徳島や、その徳島に敗れたジュビロ磐田のサポーターの皆様にとっては本当に残念な結果になってしまいましたが、J2にチームが落ちる(残留含む)ことによって沈んでしまう状況を突破するだけの力を付けないと、次が見えてこない事も確かです。

日本のサッカー自体、出場することを前提として動いてきた1994年のアメリカ大会アジア最終予選のロスタイムでイラクに同点に追い付かれ出場を逃した「ドーハの悲劇」が起こるまでは、国内でそこまで厳しく人生が変わる節目というものを感じる選手は少なかったと思います。それが今ではJリーグも3部制になり、J1で活躍していたチームが、状況によってはJ3の下のカテゴリーであるアマチュアチームも入ったJFLまで落ちる可能性があります。昨日の千葉と徳島の試合の選手の気合いも物凄いものでしたし、こうした状況を保っていくことによって今回苦渋を味わった多くのチームが復活することによる次の歓喜の瞬間も訪れるわけです。

個人的には日本のプロ野球も現在ペナントレースを戦っているチームが成績によっては地域リーグまで落ちる可能性があるようなリーグ編成にすればさらに強くなるのでは? とも思うのですが、最近の日本サッカーの底力はこうしたプロリーグの仕組みによるところも大きいのではないかと思ったりもします。ともあれ、来年も清水エスパルスも含めて多くのチームが必死にプレーすると思いますが、せめて地元のチームがトップにとどまって活躍してくれるように応援していきたいと思います。

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