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消費電力430Wの象印沸騰電気ポットCH-DT10 XJはエコフローRive2で使えるか?

先日注文した象印の沸騰電気ポットCH-DT10 XJがようやく届きました。先日熊本で大きな地震が起き、いつ大きな余震が来るのかわからない状況の中、ポータブル電源とのセットで使えるというのは安全に湯沸かしをするという目的にかなったセットです。日常的にどのくらい使えるか、ポータブル電源との相性はどうなのかということが気になって色々なやり方で水の沸騰を試しました。ちなみに、ポットはこんな感じです。

ちなみに、室温は25.7℃で水温は20℃くらいでしょうか。その中でまずは普通に1Lの水をコンセントに直接接続して沸騰を試したところ、説明書では15分となっていましたが、14分で沸騰しました。

この電気ポットは消費電力が430Wなので、これ以上の出力が出るポータブル電源であれば、コンセントから利用した沸騰時間と同じくらいになると思います。私が持っているポータブル電源の中に、エコフローのRiver2というポータブル電源があるのですが、こちらは出力が300Wと、残念ながらそのままではこのポットを使うことはできません。

ただ、スマホアプリを使うとソフト的に出力を上げることができ(X-Boost)、River2の出力は最大450Wまで上げることができます。ただ物理的に450Wで出力させることができるわけではないので、実際に使ってみてどんな感じかをここでレポートすることにしました。

まず、X-BoostをONにした状態で電気ポットを接続すると、ポータブル電源の出力表示は306~309Wとかなり低めに出力されていることがわかります。当然ながらこれだとカタログ値と比較して沸騰までの時間がかかることになるでしょう。試してみたら正にその通りで、沸騰までにかかった時間は約20分とカタログ値より5分余分に時間がかかりました。

その際、使った電力使用量はバッテリーの35%ぐらいだったので、残りの容量を使ってもう1Lの沸騰が可能かどうか試してみることにしました。

何とかぎりぎり沸騰できるかできないかぐらいで何とかポットのランプが「保温」に変わるところでポータブル電源がシャットダウンしたのですが、今回の環境より寒かったり水温が低い場合は恐らく1Lを2回分の沸騰は難しいので、無難に1Lと0.5Lの二回分くらいで行なうのが良いかも知れません。今回の実験は、沸騰した後すぐに新しい水を入れて沸騰させたので、時間を置いて改めて使う場合はさらに条件は悪くなると思います。車中泊旅で使う場合は、River2であればシガーソケットから直接充電することで、一日複数回の湯沸かしを実践できるでしょう。恐らく、200Whちょっとの容量があるポータブル電源では同じような結果になると思います。

家の中で使う場合には一気にお湯を作るというより、使った分を沸かすという感じで使うので、夜のうちに湯沸かしで使ったポータブル電源を翌日朝に充電するサイクルを作るようにすれば、自宅のお湯は本当に急いでいる時を除いて、ソーラー発電で作った電気で沸かすことを基本にできるようになる可能性もあります。複数のポータブル電源があれば、一回湯沸かししたものをすぐに充電に回すことでもうまく使っていけるように思います。

旅行時にも一気に1Lのお湯を作れるというのは便利で、当然保温性ばっちりの真空断熱ボトルとの併用になりますが、家でも外でも使える1Lくらいの真空断熱ボトルを用意すると、沸かしたお湯を長い時間利用することができるようになるのでおすすめです。保温にするとこのポットは15Wくらいの電力を消費し、その分ポータブル電源の容量を消費しますので、そうした用事もあると日常から災害時まで安定してお湯を作ることのできる環境が完成します。私が使っているのはニトリで売っている超保温・保冷ボトル N-HEATEXのシリーズです。長時間放置してもカップ麺が食べられるくらいの温度をキープしてくれるので、キッチン用のポットよりもこうした登山でも使えるボトルの方が私は気に入って使っています。

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