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NECのVersaPro VKV15/H-4を外使いPCとしてあえてチョイスした理由について

色んなノートパソコンにLinux Mintを入れて活用している中、日常持ち出し用ということでチョイスしたのが、NECのVersaPro VKV15/H-4という12.5インチのビジネスノートでした。たまたまBランク中古が1万円で出ていたので購入したのですが、本体の状態は手前のゴム足が無いくらいのもので、外装も液晶もそれほど問題なく、バッテリーも普通に使える感じでした。しかし、この機種が安いのにはそれなりの理由があります。

まず、OSがWindows10のままだということ。さらに、CPUが第8世代とはいえCore i7-8500Y 1.5GHzという、Celeron N4100クラスの低性能CPUだということです。オンラインゲームをバリバリやりたいというようなニーズには全く合わず、動画編集などにも適さないと思うのですが、私自身の使い方は主に文書作成で、しかもWindowsではなくLinux Mint22.2にOSを入れ替えて使う想年なので特に問題は感じませんでした。今までもレノボのIdeaPad D330のCeleron N4000などというCPUのノートパソコン(2in1)にLinux mintを入れて私の使い方であれば普通に使えていることは確認しているので、CPUが低性能であることは気にならなかったというのが正直なところです。むしろ、このPCがファンレスであるということと、低電力消費であるということの方が重要でした。

というのも、先述のIdeaPad D330は、ポータブル電源だけではなく、出力が30Wくらいのモバイルバッテリーでも充電しながら使えるくらいの消費電力の少なさがお気に入りでした。IdeaPad D330は10.1インチの本体に無理やりフルキーボードを詰め込んでいるので、特に数字入力においてかなりのストレスが出ます。それに対してVersaPro VKV15/H-4は、12.5インチで本体ぎりぎりまでキーボードを配置していて、他のノートパソコンより右に行くほどキーが小さくなるような形での配列ではなく、全てが同じ大きさのキーボードであるという点に惹かれました。キーボードレイアウトについては写真でご確認下さい。

さらに、電源についても専用の端子ではなくPD対応のUSB-C端子による給電になるので、専用ACアダプターでなくても良く、さらにはIdeaPad D330用に購入した変換ケーブルを使った「なんちゃってPD」のようなものを別途用意するような事もありません。果たしてどのくらいの電力消費があるのか、カタログ値では標準約3.2W、最大45Wということですが、実際に試してみたところ充電中には大体30Wで安定、充電完了後だと7Wくらいでした。これだとD330に匹敵するくらいの電気消費量だと思います。ちなみに、本体付属のACアダプターは45W出力のものが附属しています。その後、試してみましたが出力が33Wのモバイルバッテリーで充電しながら使用することができました(あくまでも使用は自己責任で)。さらにはUSB-Cケーブル付きのモバイルバッテリーとセットで使えば、ケーブルの用意も必要ありません。モバイル運用についてこうした電源回りの使い勝手の良さは、地味ではありますが嬉しい点です。

あと、本体ハードの特徴という点は、端子類は左右には全くなく、スピーカーは底面で他の端子は全て後ろにあります。私はバックパックの中に短辺の方から押し込むような感じで入れているので、端子自体の持ち運び中の衝撃(バッグを落とした時など)があっても、端子類は影響を受けにくいのではないかと思います。給電用のUSB-Cケーブルについては、片方がL字型になっているタイプのケーブルも持っているので、狭い場所で使う場合でもケーブルの取り回しはやりやすくなるのではないかと思います。

本体重量もカタログ値で917gと軽く、薄さも17mmとモバイルパソコンとしては言うことはありません。当初はさらに軽い富士通のLIFEBOOK U939/Bも検討したのですが、カタログ値の最大消費電力が74WがCPUの性能力高いことと、電源についても専用端子で、価格も高くなってしまうということから、NECの比較的人気のないモデルの方を選びました。

個人的には電源回りもそうですが、やはり大切なのはキーボードの使い勝手というのが外で使うにしても大事だと思っています。

この文章を書くために、今回の内容はVersaPro VKV15/H-4を使って入力し、写真のアップロードやその前の編集作業なども全てマウスなしのタッチパッドのみで行なってみました。タッチパッドは専用ボタンのないタイプですが、押し間違うことなく、スムーズに作業できたので、電車に乗りながらの作業でも問題なくできそうです。個人的には外で使うパソコンとしての基準はクリアーできました。ただ、それ以上の事をやろうと思った場合は、ちゃんとそれ用に作られた高額なノートパソコンという選択になるでしょう。どちらにしても私にとっては良い買い物でした。

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