車中泊徒然草+

普通の乗用車で車中泊をする人たちは今も頑張っている事を知ったテレビ番組

「おぎやはぎの愛車遍歴」というBS日テレの番組は、主に古い車のオーナーを紹介したり、芸能人の方が今まで乗った車のオーナーを探して実際に車に乗りながらその車を紹介する、車好きにとっては興味深いプログラムなのですが、今回(2025年6月7日放送回)は「車中泊」に焦点を当ててこだわりの車中泊を行なっているオーナーが出演する回ということで、改めてここでその内容についてレポートします。

番組オープニングで、キャンピングカー大集合になるのではというようなフリをして出てきたのは、どれも普通の人の常識から言うと、車中泊には全く適さないと思える車ばかり。かつて、「タモリ倶楽部」で車中泊車オーナーを紹介した回のオチで出てきた、パジェロミニで車中泊をするオーナーが出てきた事を彷彿とさせる内容になっていました。出演されたオーナーの車は、日産の3代目マーチ、スズキの2代目ジムニー、スバルの初代インプレッサ、ホンダのCR-Vという、最後のCR-Vを除いてシートを倒しても全くフルフラットにならない車ばかり。

そして、全て発売時から13年以上経過した自動車税が高くなっている車ばかりというのも、現在私の乗っている2代目フィットを車中泊仕様にしている私と共通点がありました。

この方たちはどのように車中泊をしているのかというと、やはり倒したシートの上に足の長いコットをのせたり(マーチ)、専用にカスタマイズした板を載せたり(ジムニー)、単にシートを倒した状態で足先にオットマンを載せてスムーズに足を伸ばせるように工夫したり(インプレッサ)、狭いながらも足を伸ばして寝られる環境を作り出していました。最後のフルフラットになるCR-Vのオーナーさんは、新車で購入してから10年経ってはじめてシートアレンジでフルフラットになることを知ったというのも面白かったですね。

私の場合は、助手席側のシートを倒し(フルフラットにはならない)、その上に組み立てたコットを載せることでそれなりに快適な車中泊空間を作り出していますが、今回の番組でオットマンをうまくシートと同じ高さになるようにセットすれば、最悪2人での車中泊も可能になりそうで、参考になりました。常にシートを倒しただけの状態だとエコノミークラス症候群が心配になりますが、仮眠程度の緊急利用であれば良いかなとも思えます。

一応、もし二人でドライブしている時にどうしても車で夜を明かさないといけなくなった場合に備えて、一人用のテントは車に積んであるのですが、最近は山の中での車中泊には熊が出没する可能性があるので、車内で二人寝られる状態にしておくことは大事だと思っています。今後は、違和感を感じずに運転席で足を伸ばせる工夫は今後してみたいと思っています。

最近は、このブログで紹介しているように使えるポータブル電源も増えてきましたので、狭い車内でも調理家電は使えますし、走行充電も小容量であれば移動中にできますので、こうした「必要最低限」の装備しかない車での車中泊というものに注目していただいた番組には敬意を感じます。車中泊環境を作るにあたっては、エコノミークラス症候群に注意する必要はありますが、工夫次第で何とかなるということも今回の番組では紹介されていましたので、皆さんも色々と工夫をしながら、いざという時に車中泊をしなければならない場面に備えるためにも、自分の車で手足を伸ばして寝られる環境作りにチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。

モバイルバージョンを終了