昨日、車検になったのでいつもお世話になっている修理屋さんに車を持って行きました。経費節減のため代車はもらわず、バスと徒歩で帰ってきました。その時に実に不吉な話を聞きました。
というのも、今年(2024年)8月から今まで経過措置で古い車でも審査がゆるかったヘッドライトの検査が厳格化されたそうで、特に私の車(GD1・ホンダフィット)は樹脂製のヘッドライトカバーが付いているのですが、それが紫外線の影響でかなりくすんできており、厳格化になった検査をパスしない可能性があることを指摘されました。
その場合、まずは樹脂の部分に磨きをかけたり、ライトを出力が大きいものに変えるという方法があるようですが、それがうまくいかなかった場合、ヘッドライト自体を新品に交換する必要があると言われました。部品の価格は片方で3万くらい? ということなので、工賃と合わせると新品交換の場合は通常の車検費用に加えて7万円くらい余分にかかるのではということで、もしそうなったら実に痛い変更であるということになります。トータルの車検代を考えたら新しい中古車が買える(古い車なのでそのくらいの価格でも売られている可能性あり)という話までされましたが、こちらとしては長年乗り慣れている車ということもあり、最悪そのくらいの負担が出ても仕方がないと話して帰ってきました。
逆に、中古車を新たに購入するにしても、恐らく前オーナーが車を手離す理由がそうしたヘッドライトの劣化に起因するかも知れず、よくヘッドライトの状態を見て買わないと、買ってすぐ後の車検で同じようにヘッドライトの部品交換をしなくてはならないかもわかりません。そうなったら、今乗り慣れた車を乗り続けた方が良いわけで、そうした状況を考えた上で車検費用を用意する必要が古い車を乗り続けている人には大切になってくるということになります(このような費用が古い車にはかかるので、せめて古い車の自動車税を高くするのは止めて欲しいですが)。
まあ、恐らくガラスからプラスチック樹脂にヘッドライトのカバー部分の素材を変えたのは、変更当時に事故の時に割れにくいなどのメリットを考え、そこまで長く乗る人がそこまで増えることは想定されていなかったのではないかと思われます。ただ、昔から日本の車は海外での評価が高く、日本で乗り切ったと思ってもその車が廃車にはならず、海外で新たなユーザーに使われるような状況もあります。そんな中、エンジンの性能はそこまで落ちなくても、ヘッドライトの安全性は日本で車検が通らないので処分され海外に行った車ではかなり落ちるということなので、その辺の事も今後は色々と考えなければならないでしょう。
今年は海外のツアーでバス事故による被害が多く出ましたが、特に日本の中古車がまだ現役で走っている地域において、大きな事故として報道されることはなくても、夜間の正面における認識性が落ちることで事故につながることも出てくるのではないかと思われます。今回、車検に出してからこんな話を聞いたので、今回はうまく今のままの状態で車検を通るにしても、将来的には費用を掛けても部品を交換することを考えた上で車を乗り続けるか別の車に替えるかということを考えなければならなくなるということになります。
さしあたっては、これから中古車を安く買おうと思っている方は、いくら安くてもヘッドライトカバーが黄ばんでいて、他の車と比較すると明らかに光量が落ちるような車については、こうした状況があることを考えた上で購入の判断をすることが必要になってくるかと思います。