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IIJmioのeSIMデータ専用ギガプランの速度変化を測定して今後の使い方を考えてみる

前回紹介し、契約したばかりのIIJmioのeSIMデータ専用ギガプランについて、今回は簡単にスピードテストをしてみることにしました。まず前提としてIIJmioはMVNO業者なので、大手キャリアから回線を借りている関係上、大手キャリアや大手のサブブランドと比べると同じ品質の通信については我慢しなければならない事は重々承知して契約しています。ただ、同じMVNOでもIIJmioとは別の考え方でユニークなプランを提供しているmineoとは違っていました。

ちなみに、MVNOの場合には多くのユーザーが集中する平日の昼間(午後0時~1時)にはスピードが落ちる傾向にあるのですが、mineoでは平日昼間のスピードを最大32kbpsと極端に遅くなる代わりに、他の時間は中速で使いやすい最大1.5Mbpsをキープできる月額990円の「マイそく」というプランが有りますが、やはり平日昼間にほぼ何もできないくらいのスピードに落とされるというのは、ちょっと自分的に我慢できなかったので加入したものの結局解約してしまいました。

さて、問題になるeSIMデータ専用ギガプランのスピードがどう変化するかという事で調べてみたのですが、他サイトで実際に契約してみてのデータ速度について書かれているものを見ました。IIJmioも昔は平日昼になると300kbps台にまで速度が低下していたそうですが、今では2~6Mbpsくらいまで出ているという事でした。

実際、月曜日のお昼に計ってみたところ、低速時にはそれ以外の時間には余裕で300kbps出ていたスピードも200kbps台に下がり、バーストの速度も上がって500kbpsくらいという感じに少々遅くなっているという感じでした。そして、高速クーポンをONにした場合には、それまで30Mbpsくらいで推移していた速度が、2~3Mbpsくらいまで落ちていました。ただ、平日昼にこれくらい出ていれば、外で動画を見ることも可能です。スポーツ中継など、時間を待ってくれない注目のライブ配信など、mineoでは全く見られない動画もIIJmioなら見ることができるようになるわけです。

基本、アプリで常に低速にしておいて、低速のままだと支障が出るようなシチュエーションに高速を使うようにすれば、月5GBでも何とかなるでしょうし、旅行などでずっとテレビ放送を車内で楽しみたいというような場合には、IIJmioでなくpovo2.0のトッピングを使うという選択もできます。
そもそも、通話はもう一つのスマホに入れている楽天モバイルの回線を使い、LINEはLINEMOから接続しているのでデータフリーで使えるようになっているので、そちらの方のデータ消費がないというのも、わざわざ2台体制にして用途によってハードを分けているメリットでしょう。IIJmioのデータ通信では、スマホ本体での利用とともに、タブレットやChromebookでテザリングして使う事も考えているので、その中で月5GBというデータ量が間に合うのかをこれから色々なところで使ってみて、足りない点があればまたその時に次のプランを考えるという形で行こうと思っています。とりあえず、日常生活の中では今の組み合わせでオールタイム不満は感じなさそうなのでほっとしました。

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