車中泊徒然草+

あくまで車両である「自転車」運転中に気を付けたい行動について考える

先日、TVerのコンテンツを色々と見ていたら、先日目標ではあるものの運転時にヘルメットの着用が言われるようになった自転車について、取締りを行なっている警察の方々の様子を取材したニュース素材を見る機会がありました。
今のところ罰金までは行かないものの、悪質な場合には切符が切られて書類送検されるような事例もあるというこで、実際に警察に止められて注意を受けるケースと、そこでごねたらどうなるかというところまで紹介されてきて興味深い内容でした。

テレビの取材ということで、かなりマナーを逸脱している人にカメラを向けているという感じがしました。明らかに止まれの標識のある交差点で一旦停止しないで通り抜けた人が、警察に止められた時に「時間がない」を連発し、切符を切るため身分証明書の提出を求められた際に写真付きの証明書を持っていなかったため、警察が自宅を訪れて確認したいと言ったところ、激しく抵抗する様子がカメラに追い掛けられていました。

もし同じように自転車を重点的に対象にした取締りが行なわれた場合、そういったことも想定しておくことは大切であると思いましたが、私の場合は運転免許証を携帯しているので自宅まで来られることはないにしても、信号無視はもちろん、「自転車も止まれ」という表示のある止まれの標識のところでは、きちんと停止線のところで足を下ろして止まることは今後はきちんとやっていかないと、見付かれば注意を受けるでしょうし、悪質と判断されれば、書類送検の可能性もあることを肝に銘じました。

あと、自転車に乗っていて違反と言われる行動の中に、「イヤホンを付けての運転」があります。「ながらスマホ」の場合は歩行中でも注意を受けるのは自転車も同じですが、イヤホンを付けての運転というのは、回りの音を遮断するということで、注意の対象になるということです。

これはそのニュース内でも実際に警察官の方が注意の対象として、イヤホンを使って音楽やラジオを聞いている人を止めて注意カードを渡していました。スマホの画面を見ながら運転するのはもちろんだめですが、イヤホンで耳を塞いで何かを聞いていると思われると(実際に音を出していなくても)、自転車を止められて事情を聞かれる対象にはなるということなので、私の持っているワイヤレスイヤホンは歩いて行動している時限定にしなければならないでしょう。

ただ、今後自転車に乗りながらラジオなどを聞きたいと思った場合にどうすれば良いのかということも考えます。自転車にスピーカーを付けてしまうという手段もありますが、走っている時は良いにしても、大きな交差点で停まっている時にはその音で周りに迷惑を掛けてしまいそうですし、自転車から離れる際にいちいち取り外すのは面倒です。となると、今のところはネックスピーカーを首に挟んで利用するのがベターな選択かなと思います。

前々からネックスピーカーは一つ持っておきたいと思っていたのですが、今後自動車の代わりに自転車で移動する機会が増え、場所から場所の移動が長くなるような場合は、車で移動する時のように、ラジオや音楽をスマホと連動させて聞けるようにしておけば、それはそれで便利ですし、耳は塞いでいないので警察に止められたとしても、ネックスピーカーを使うこと自体がいけないのか、音をある程度絞れば大丈夫なのか、現場での判断を聞くこともできるのではないかと思います。

ということで、今まであまり意識せず歩いている時と同じように、自転車に乗っている場合にもワイヤレスイヤホンをしたままにしている方は、もし見付かれば注意を受ける可能性があるというこをを十分理解しておく方が良いと思います。止められると急いでいる場合に時間に間に合わない場合もあるかも知れませんし、そのために加害事故を起こしてしまったら悔やんでも悔やみきれません。そうした事でいやな思いをしないためにも、自転車に乗る場合には十分注意したいものです。

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