車中泊徒然草+

新しいスマートフォンにできる限りポイントカードを入れようとして気付いた事

新しいスマホに代える前に、各種ポイントカードでパンパンになってしまっていた普段使いの財布が破損してしまいました。今回はいい機会であるということで、新しい財布にはクレジットカードやどうしても持っておきたいカード類だけを入れることにし、買い物の時に使う他店と共通でないポイントを貯められるカードについてはアプリで代替できれば極力持ち歩かないようにしようと思い、大幅なカード整理を行なうことしました。

この写真にあるものは一部で、実際にはもっと多くのポイントカードをスマホのアプリで代替したのですが、思いの外紙やプラスチックのカードの情報を読み取ることで、以前のポイントが引き継げるようになっていて、企業の配慮というものを感じます。ただそうしないと、人々は同業他社のサービス(特にネット回りの連携などが優れているもの)に行ってしまう事からなのかも知れませんが。

結果としては自分的に満足できましたし、以前に登録をしていたカードで情報が古くなってしまっていたものでも、手元で情報の変更が可能というのは、やはり便利です。特に私の場合は引っこしをしてしまっているので、住所だけでなく電話番号も変わってしまっているので、今回の一連の作業でそうした情報の変更ができたことはありがたいと思っています。今回機種変更したReno5 Aのストレージは128GBあるので、かなり多くのポイントカード系アプリを入れてもそれほど本体メモリを消費しないということもあります。

ただ、一つ言いたいこととしてあるのが、すでに衰退が著しいとも言われている「Tポイントカード」の移行についての手続きのことです。新たにアプリを導入して、メールアドレスや電話番号にSMSを送って認証するというのが一般的なのですが、なぜかTポイントだけは、機種変更でアプリを新しいスマホに乗り換えさせる場合、電話番号での認証を行なうと(私の場合はアプリをインストールするスマホと認証する電話番号の入ったスマホとが別)、電話を掛けるのはいいのですが、その電話番号が一部では評判のすこぶるよろしくない0570から始まる「ナビダイヤル」を案内されました。

私の場合はすでにかけ放題オプションを外していたのでそのまま掛けましたが(実際は認証が済めばすぐに切れるので課金は最小で済みますが)、かけ放題オプションに入っている人にとっては認証を行なうために掛けるとかけ放題とは別料金になるというのは、ちょっと納得が行かないと思われる方もいるのではないでしょうか。

逆に言うと、そうしたユーザーに疑問を抱かせるような手法を取って移行を促すような事をしていると、他のSMS受信およびリンクのクリックやSMSで送られてきた認識番号の入力で済むところに乗り換える人も出てきてしまうように思えます。

今回移行したポイントカードでは、自社のポイントと大手ポイントの二重取りができ、アプリの方にも会員証の画面からすぐに大手ポイントサイトの画面を表示できるようになっているものもありました。そうした事をやっているのは、予想通り「楽天ポイント」「dポイント」という大手のものに限定されていて、わずかにオートバックスがまだTポイントと連携をしているようでした。

こうして多くのポイントカードの情報をスマホの中に入れてしまうと、もしスマホを忘れて出てきてしまったり、スマホを落としたり無くしたり時には大変怖いですが、一応指紋認証で守られているので、今回移行したものについて何があるのかということをしっかりと記録しておくことで、パスワード変更をすれば悪用も防げるのではないかと思います。今後は、最初からポイントカードでなくアプリから会員登録というサービスもコスト的な問題から増えてくると思いますので、これ以上財布の中のカードが増えないようにしていきたいと思っています。

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