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ようやくサービスがドコモ系MVNOで開始された「+メッセージアプリ」は年賀状でアピール

実のところ、全く期待していなかったのですが、この2021年11月24日より、ようやくドコモ系MVNOでもSMSサービスの上位互換とでも言うべきメッセージアプリ「+メッセージ」が利用可能になりました。我が家では、親が日本通信のドコモ回線のMVNOを使っているので、ようやくお互いに+メッセージが使えるようになったわけです(私自身はauのMVNOですでに利用開始済)。

こうなると、当初2022年春に開始予定と言われているソフトバンクのMVNOでも+メッセージが使えるようになれば、基本的には音声通話のプランであれば、大手キャリアだけでなく、楽天モバイルを除いた3キャリアの回線を使っている人となら、専用のアプリを導入して設定をする手間はありますが、電話番号を連絡先に使って、LINEのようにデータ通信を使ってのメッセージ・画像・音声ファイル・スタンプを送ったり、グループでの会議も可能になります。

こうしたことは、すでにLINEを使っている人にとっては必要ないように思えますが、今までは電話番号だけは知っているものの、連絡を再ひ取りたい人がいる場合には結構役に立ちそうな気がします。ただ+メッセージは自分だけでなく相手も同じ+メッセージアプリをインストールして使えるような状況にしておかないといけないのですが、その辺がクリアできればお互いのメッセージは一通国内3円の送信料は発生せずにデータ通信の仕組みで送ることができます。

誰が+メッセージを導入しているか? というのは、アプリ内の「連絡先」一覧を出してみると、すでにアプリを導入している人のところにはアプリと同じマークが出ているので、その人のところには、自分がアプリを入れていればメッセージなどをデータ通信で送ることが可能です。ちなみに、ずっと昔から更新している私の友人等の連絡先一覧を見ると、まだ+メッセージ使用率というのはほとんどないというのが正直なところなのですが、これがどのくらい今後認知されるか? というのが実は問題だったりします。

というのも、たまたま今の時期が来年の年賀状を送るためのリストをまとめている状況なのですが、何かのきっかけがないと直接電話をするということがない、縁遠くなってしまっている知り合いとの連絡のきっかけにはなり得ると思っているのです。

つまり、年賀状に書く個人情報と言えば、「住所」「氏名」「電話番号」「メールアドレス」あたりが基本だと思うのですが、このうち、メールアドレスというのは人によっては出しても意味はないような感じになってしまっています。LINEのIDを載せるという事もできなくはないですが、もしほとんどのキャリアの利用者が+メッセージを使っているなら、携帯番号のところに(※「+メッセージ利用中」)のようなメッセージを入れておくと、わかる人はわかって電話番号を使ったメッセージがやってくるかも知れません。

可能性としてはそれほど高くはないのですが、今後どうなるかわかりませんし、年に一度だけの年賀状交流をしている方から連絡をしやすいような一つの手だてとして、普段全く使わない+メッセージアプリであっても、連絡の手段として持っておくというのは悪くないのではないでしょうか。

というのも、全く通話とかしなくても一度くらいメッセージが先方から来ていて、まだその電話番号が生きていることがわかれば、例えば先方の居住地で大きな災害が起こった場合、もし何が必要なものがあるようだったら、+メッセージの電話番号から直接電話でなくメッセージでやり取りすることができます。災害に遭遇した状態では相手のスマホの電池の問題もありますし、直接電話することも相手への迷惑になることが考えられます。LINEでつながっている友人だけであれば、LINE中心の連絡をすればいいのですが、何か起こってからLINEで繋がるというのはなかなか難しいと思えますので、相手にも現在はマイナーなメッセージアプリである+メッセージというアプリがあることを意識してもらえるように、今年の年賀状にはその旨を記載したものを出そうと思っています。ちょうど年賀状を書く前に(すでに書いている方もいるかも知れませんが)、とりあえずドコモMVNOの回線で+メッセージが使えるようになって良かったです。

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