車中泊徒然草+

ナビ嫌いの方にも有効なナビの使い方

 世の中にはカーナビゲーションが普及し、後付けでも2万円くらいあれば簡易カーナビが付けられてしまう今なお、画面を注視することが危険だということもあり、カーナビを使っていない方もいらっしゃいます。

 私の場合は利用する時だけはスマートフォンやタブレット端末に入れたアプリでナビゲーションを使いますが、あてもなく勘で進むような時にはかえってカーナビがじゃまになったりしますのでカーナビ消極派の考えもわかるところがあります。

 先日は長野県までドライブし小布施から戸隠に秋の味覚を求めて行ってきたのですが、小布施の栗やりんご、ぶどうはたっぷりと楽しめたのですが、戸隠のそばの方はまだでした。戸隠までの道についてはカーナビに任せたところ、小布施から高速道路に乗り、信濃町インターから入るルートを指示されましたが、多少道は狭かったものの、意外と快適に戸隠神社中社までたどり着くことができました。

 帰りは行きと同じ道を走るのもいやだったので、参道を通りながら善光寺の方に抜けるルートを選択したのですが、その時にカーナビによる案内を使わなかったためか、通称七曲りというヘアピンカーブが連続するものすごいルートに入ってしまいました(^^;)。それはそれでいいのですが、走っていて先の道がどうなっているのかわからないので、カーブに入ってからも先の様子がわからず、とにかくスピードをころして走るしかありませんでした。こういう感じが続くと運転していても不安になります。せめてそこでカーナビにより現在走っている道の様子だけでもわかれば、道の状況に応じた運転ができたのにと今になって悔やみます。

 そう考えると、連続したカーブが多くある山道に入った場合でも、カーナビの地図に道の曲がり具合が示されているだけで、ここはさすがにスピードを落としてコーナーに入らないとまずいだろうという経験は結構あります。私が使っていたスマートフォンのカーナビは無料のGoogleマップを使ったナビだったので、目的地を入力してナビゲーションを動作させないと刻々と変わる現在地を表示し続けることはできなかったのですが、カーナビ専用品なら常に現在位置を示しながらの運転が可能なので、ナビゲーションは使わなくても未知の道路を走らなければならない時便利です。

 いつも通る道で良くわかっている所だけを運転するのならカーナビもいらないでしょうが、自分の現在位置を確認し、先がどうなっているかを確認するという使い方だけでもカーナビを持つ価値はあると思います。スマートフォンの場合、データをダウンロードしてオフラインでも使えるタイプのカーナビアプリなら、現在地を表示しながら走ることもできるので、改めてカーナビアプリの導入も検討してみようかと思います。

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