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ウッドガスキャンプストーブ その2 ハードケース兼クッカー

 木を燃料として使うストーブの中でも評価の高いウッドガスキャンプストーブですが、私がこのストーブを見て最初に感じたことは、ストーブ自体の組み立てが必要ないので、どこでも簡単に使い始められるという点がありました。また、車で持ち運ぶ事を想定すると、ある程度ラフに扱えるとは言うものの、電動ファンのような装置を含むので、しっかりパッキングできるケースに、もしかしたらあるクッカーが使えるのではないかと期待していました。

 それは何かというと写真にある丸型の飯ごう(5合炊き)です。とりあえず何かに使えるかなと思って購入したものの、別のクッカーを購入して行く中で全く使っていないものですが、これがストーブ付属のスタッフサックを利用してもすっぽりと中に入ってしまったのでした。これだけきれいに収まると、ハードケース兼専用クッカーとして使ってみたくなりますね。

 スタッフサックを閉じた後に中蓋を上に載せます。まさにぴったりといった感じですが、実はすっぽり収まるというわけにはいきませんでした。

 写真のように外蓋をかぶせると完全にははまらず多少隙間が空いてしまいます。これは、中ぶたを反対側にしてからかぶせているからです。しかし、純正のケースではないですし、この上からさらに袋に入れてしまえば全く問題はないので、これはこれで十分なのではないかと思います。飯ごう自体が焚き火によるかまどでご飯を炊くためのものですし、すすで汚れてしまっても気になりません。更に丸型の飯ごうは炊飯だけでなく、湯沸しやパスタを茹でるような場合の鍋代わりにもなりますので、この組み合わせは個人的にはおすすめです。別の鍋をメインに使う場合にも、水を入れておいてもしもの場合の消火用としても十分実用になります。

 今後は実際に燃焼実験をしてみて、それほど鍋底が汚れないようだったら、現在アウトドア用として使っているクッカーを順次投入しようと思っています。

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