車中泊徒然草+

軽自動車は新車で買うべきか?

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 こんな題名の特集が、リクルートが出している中古車の情報誌「カーセンサー」でされているのを見て、読んでみました。このブログでも今新しく出ているHONDA NBOX+やスズキの新しいワゴンRやスペーシア、ダイハツのムーヴやタントなど、昔の軽自動車というイメージで見るとびっくりするくらい質感も乗り心地もいいものに仕上がっています。現在の中古車相場にはそれほど詳しくはありませんが、特集の結論としては高年式の中古車を買うよりも新車を長く楽しむ方がいいのではないかと、ちょっとこれで掲載のある中古車業界からクレームが出るのではないかとすら思える内容でした。

 正直なところ、私でも実際に現行の車種を乗り比べてみたらその良さに感激し、欲しいと思ってしまうかも知れません。ただ、新しい技術が全ていいのかというと、そういうものではないという部分もあります。

 というのも、私の場合は軽自動車を車中泊仕様として考えているからなのかも知れません。現行車の中古車に比べての燃費の差はもちろんのこと、その装備と内装の良さは了解した上、やはり空間自体の広さがあった方がいいと思ってしまいます。NBOX+はそれなりの積載スペースを確保したまま2名就寝可能な空間を作ることができますが、運転席助手席を潰してしまうため、寝床をセットしたまま車を移動させたい希望があるなら、前の座席を残したまま2名の就寝スペースを作れる従来のワンボックスカーの方がいい場合もあります。まだワンボックスタイプの軽自動車は新しい技術を投入したものは出ていませんので、装備より空間を優先するような場合は走行距離の少ない中古車のワンボックスを探す方がより安く満足な結果を得られるような気がします。

 あと、以前にこのブログで何回も書きましたが、今の新車の軽自動車にことごとく付いていないスペアタイヤ+ジャッキ搭載の車の方が安心だとか、CVTは嫌だとか、アイドリングストップ車はどうも不安だという場合には中古しか選択肢に入らない場合も出てきます。ただ、それも時間の経過とともに現行車が中古車となっていくわけですから、妥協せざるを得ないところも出てくるでしょう。私自身、今後の軽自動車はここからどのように進化していくのかという点についても考えつつ、自分の車選びをしていきたいと思っています。

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