車中泊徒然草+

車旅のデジカメ選定基準

 初売りで何とか新しいコンパクトデジカメを購入することができました。購入の動機になったのは以前使っていたデジカメのバッテリーを流用でき、基本的に機能アップしているからで、全ての人にこれだと勧められるものでもないと思いますので、今回は具体的なデジカメの内容については触れません。ただ今回は購入してから気付いたのですが、電池の予備ができたことの他に、さらに車を使っての旅に便利なようになっていたので、その件についてのみ書かせていただこうかと思います。

 予備電池を何個用意すれば旅の間に充電しないで行けるかという風に考える方もいるでしょう。しかし、つい長い動画を撮影した後など、突発的な時に対応できないという事もあり得ます。また、予定を決めないで出掛けるような旅においては、やはりいざという時には電池を車の中で簡単に充電できるようなデジカメにしたいものです。私がそれまで使っていたデジカメの場合は、専用の充電器が付いていて、車の中で充電するためには、いったん電池を充電器にセットした上、コンセントに接続して充電しなければならないので、車の中ですとインバーターが必要になっていました。

 新しいデジカメは前のデジカメと電池が同じなので当然充電器でも充電できるのですが、今回購入したデジカメには充電器が付いていませんでした。あわてて説明書を読むと、カメラを専用のUSBケーブルで繋ぎ、付属のUSB端子付きのACアダプターやパソコンのUSB端子からの充電が可能とのこと。となると、パソコンだけでなくポータブルバッテリーや、車のシガーソケットからUSB出力をするアダプターさえあればその場で充電できますし、いざという時は充電しながら使うこともできるということになります。

 残念なことに私の購入したデジカメでは、USBケーブルはそのデジカメ専用の端子になっているのでケーブルをなくしたら大変ですが、今後は旅にはデジカメとケーブルだけ持っていけばいざという時には何とかなりそうです。もちろん、専用充電器の良さというものもあるかとは思いますが、これから旅で使うデジカメを選ばれる際には本体からUSB経由で充電できるものというのを購入候補にしておけば、最悪ポータブルバッテリーと連結してしまえば何とかなることもあるでしょう。何台か持っている方も、一台そうした充電方式のカメラがあれば安心できます。本当は単三電池の使えるカメラで高性能なものが出ればいいのですが、今の日本のメーカーはどうしても専用電池を高いお金を出して買わせようとするため、そういったものがないのが残念です。

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