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単3電池運用との相性がいいラジオ

 私は以前からラジオ好きで、いろんな種類のラジオを家の中のいろいろなところへ置いておき、いざという時にあわてずに使えるようにしているのですが、その際気を付けていることがあります。

 というのも、ラジオで使う電池は充電池にするようにしているので、基本ラジオの電源は単3電池2本のものであれば、一つのラジオの電池が切れても2本1セットで用意しておけばすぐに代わりの電池が調達でき、他のラジオの電池が切れるまでに十分充電が可能です。大きさが小さいものの中には、単4電池2本で動くラジオも多数ありますが、電池を他の機器で使い回さないならいいですが、他のものと共通に使い回す場合は単3で動くタイプのものがおすすめです。

 そして、ラジオの場合は満充電に至らず、少ない容量であってもそれなりにスピーカーを鳴らして使えてしまうということがありますので、他の家電製品のうちで満充電の上体でないと使えないようなものに入れて使った後にラジオに入れ替えて使うことも可能です。以前単3電池で動くデジカメをメインで使っていた頃、デジカメで使えなくなった充電池にもまだ多少のパワーは残っていたことから、こうした使い回しをよく行なっていました。これは、旅行中不幸にも充電する時間がなかったり、つい忘れてしまっていた時に役立つ知識だと思います。携帯電話やスマートフォンを充電した後の電池は、状態によってはラジオを鳴らすには十分な容量を保持している場合がありますので、いざという時には試してみてください。

 同じように、ソーラーパネルによる充電を行なっている場合、たとえ満充電まで行かなくても多少充電できれば、その夜の分くらいはラジオを鳴らすだけの電力を保持している場合もあります。ソーラーパネルで充電できる電池の個数が少ないような場合、少ない電池容量でも動くもので使うことで、それなりに太陽電池による発電の恩恵を受けることができるでしょう。

 ラジオの選定の際には、一般的な単3電池2本で動くスピーカー付きのラジオの場合、カタログの連続使用時間(スピーカー使用時)に注目しましょう。同じ条件の電池を使用する場合でも、ラジオを選定を誤ることで本来は十分聞くことができるはずが、ラジオの問題で使えなくなってしまっても勿体無いことだと思います。最後に、単3電池2本で動く日本のラジオのうちで、主だった長時間駆動を誇るスピーカーラジオのデータを紹介しておきましょう。(アルカリ電池使用でAM受信時、スピーカー出力でのデータ)他のメーカーのものでも、これに類するような使用時間をクリアしているようなものを買っておけばいざという時に使い続けることができて安心だと思います。

・Panasonic RF-P150A 125時間
・Panasonic RF-P50A  125時間
・SONY ICF-305  110時間
・SONY ICF-9    115時間
・SONY ICF-P21  115時間

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