車中泊徒然草+

値上げされるファーストフードで旅の食事の選択が変わるか

 この文章を書いている現在、かなり早いペースでの円安が進んでいます。生活の中でどんな影響が出てくるかということですが、ここで紹介しているグッズで言うと、各種パソコンやタブレット、スマートフォンは海外生産の品が多いわけですから、新製品の価格自体もじわじわ上昇していくことが予想されます。また、これも海外に使えそうな製品の多いキャンプ用品あたりも円安による価格改定が行なわれるかも知れません。とりあえず、個人的には先日このブログで紹介した新しいジェットボイルが発売になったら早めに確保しておこうと思っていますが、こういうものは常に買うものではないため、購入を我慢することもできるでしょう。やはり日々買う食料品にどんな影響が出るのかというのが問題ですね。

 先日のニュースで、アメリカやオーストラリア産の牛肉を使って提供されているファーストフードの牛丼について、今後は牛丼並盛でも400円台での提供になるのではないかという見通しもあるようです。私は普段の生活の中ではそれほどファーストフードを含む外食を利用する機会は少ないのですが、旅行中の食事という意味では結構利用することがあります。

 ただ、安い時の一杯280円なんていう価格のつもりでいると、大盛りにしたりセットメニューにすると500円を超えてしまうなら別の選択肢も出てきてしまうわけです。ここまでのファーストフードの値段が安すぎるということもあるかとは思いますが、その安さが常識となってしまっている中で、価格の変化によって人の流れがどうなってしまうかというのも気になるところです。

 価格とは関係なく、旅先で一人での利用で、それほど時間を掛けずに食事をするという場合、全国チェーンの牛丼店というのはありがたいものです。多少価格が上がるとは言っても、それを上回る利便性の良さ(なるべく時間を掛けずに食事ができる)があるので、今後の私の旅でもお世話になることは多くなると思いますが、大勢の家族で食事を安く済ますために利用するような形だと、さっと入ってすぐに出るようなことも難しくなり、牛丼店利用の安さ以外のメリットを生かしきれないことにもなります。そうなると、値上げが行なわれた後なら牛丼店を利用するよりも別の外食チェーンに行ったり、スーパーでお弁当を買った方が便利な場合も出てくるでしょう。たまたまテレビを見ていて面白いと思ったのは、コンビニチェーンのサークルKサンクスではおでんのサイドメニューに120円のうどんがあり(^^;)、おでんダシを入れたうどんにおでんを足しても200円台で簡単な食事ができてしまうそうです。もっと安くということだと自炊をすればいいわけですし、カップ麺程度のものでも水と一緒に車内に用意しておけば、大きな災害で立ち往生したような場合の貴重な食料にもなります。さらに、旅の節目節目で道の駅に立ち寄れば、地元産の旬の食材は簡単に手に入れることができます。牛丼は高くなったとしても手軽なファーストフードとしてその地位は不動だと思いますが、高くなったからと牛丼店に行くことを躊躇するならば、その分を自炊して安く上げるという方向で考えていくのも面白いのではないかと思います。

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