車中泊徒然草+

改めてモバイルデータ通信を比較する

 現在使っている持ち運べる高速データ通信のWimaxが、今月末で1年を迎えます。私の契約形態は1年間の継続が必須のものでしたが、それでも携帯電話の継続年数よりずいぶんと負担が軽いので、来月早々にこの契約をリセットして新たなデータ通信サービスに加入しようと思っています。

 そこで改めてさまざまなデータ通信サービスを比較検討してみようと思うのですが、現状でいつでもやめられる状態で入っているのがドコモのスマートフォンやデータ端末に差して使える低速データ通信の契約です。

 これらについてはこのブログでもかなり書いていることでそれほど説明は必要ないかも知れませんが、旅先での通信においては相当山深いところに行かない限り電波がつながりデータ通信くらいは何とかできます。メールのやり取りやちょっとした調べもの、スマートフォンに入れたカーナビアプリと連動して使うなどさまざまな利用価値があります。ですから今後も月額千円前後のこうした低速通信サービスは継続しておくつもりです。

 今まではこれに月額3,800円のWimaxを契約していたというわけです。問題は来月からも引き続いてWimaxを1年契約するか、他のデータ通信プランにするかということです。とりあえず考え方としては3通りぐらいになるでしょうか。

1.現状で契約しているドコモ互換低速SIMカードのグレードを上げてLTEのハイスピードで使う
2.Wimaxを引き続き契約する
3.Wimaxからイーモバイルに変更する

 まず、1のプランは月2千円でLTEの高速通信を1GB程度、月3千円前後で2GB弱くらいまでは使えるプランが出ています。こちらとしてはトータルの支払い総額を考えればいいので、月3千円のプランに変更したとしても月2千円前後安く利用できるわけです。しかし携帯電話のネットーワークを使うことから、トータルの通信量および一時的な大量のダウンロードにも規制がかかる可能性があり、Wimaxのようにほとんどそういった心配をしないで使えるということはないのがちょっと心配ではあります。

 2のプランが今のところ、一番無難な選択かも知れません。プロバイダーを変更することでキャッシュバックを受けたり通信機器を無料で購入したりおまけが付いたりするので、それを狙って契約するのもありでしょう。そう考えると先に挙げた月3,800円というのは厳密に言うともう少し月々の負担を減らしているとも言えます。

 3は1と2のプランの中間的な特性を持っています。イーモバイルはWimaxよりも利用可能範囲が狭くないですし、ドコモ3G互換SIM通信ほどデータ制限はきつくありません。契約の仕方によっては新しいスマートフォンやタブレット端末を増やすという選択もできます。しかしここで契約をする場合は端末代金が携帯電話会社と同様にかかりますし、契約期間も2年が基本になりますので、恐らくこの選択はしないと思います(^^;)。

 実はこの他にも究極のケチケチプランとして、私の行動範囲に公衆無線LANのアクセスポイントがあれば月額300円程度で加入して使いまくり、使えないところは低速3GSIMで利用するというのもあるのですが、残念ながら現状で利用している外出先にはそうしたアクセスポイントは皆無なので、まもなく究極の選択を迫られることになります。

 ただ、このどのプランを選ぶにしても、携帯電話会社の言うがままテザリングのできるLTEを契約するよりは安く使えます(^^)。これからこうしたデータ通信がどうなるかわかりませんが、Wimax2という現在よりさらに高速になるサービスが開始されるのなら、そこまで契約は待ちたいという気もあるのですが、しばらく1で我慢しながらWimax2が出るか、現状のスピードでも条件のいいWimaxの契約が出たらそこで契約をし直すというのがいいですかね(^^;)。どちらにしても今のこの混迷した社会の中、高値の長期契約を続けていると確実に後悔すると思いますので、私の考え方が参考になる方は参考になさってみてください。

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