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ウィルコム イエデンワ2 WX05A 従来機との違いと今後への展望

 私の使っているウィルコムのイエデンワは、誰とでも定額を付けているので10分以内の通話なら追加料金がかからなくなっているので、自宅の固定電話から発信せず、掛ける時だけイエデンワのスイッチを入れて掛けるような使い方をしています。とりたてて番号を教えることはせず、天気予報や時報を聞いたり、各種テレホンサービスやフリーダイヤルを設定していない企業のサービスセンターへの通話などにも活躍しています。

 そんな中、イエデンワの後継機であるイエデンワ2が新しく出ることになりました。今までのものとほぼ内容は同じものですが、スピーカーを内蔵してハンズフリー通話に対応になったことと、自宅の電話回線をつなぎ、PHSとの2回線での待ち受けや発信時にも回線を選択して掛けることができるようになるとのことです。

 ニュースサイトの記述を見ると、名称が「イエデンワ」なのに、自宅回線が使えないというクレームなのか要望のようなものもあったといいます。これで名前だけでなく実質的なイエデンワになったというわけですが、旅先にも持って行こうかと考えている私としては、常に固定電話に繋がっているということになると部屋からも持ち出すことはできなくなるわけで、固定電話につながること自体にはそれほど魅力を感じないというのが正直なところです。

 個人的には家の電話に近づけるというのなら、留守番電話機能をもう少し強化して家電量販店で取り扱っている留守番機能付電話並みの機能は付けてもらいたかったですね。現状では「留守」ボタンを押すと伝言を預かるだけの機能しかないのですが、私が使っているコードレスホンの留守電機能は、メッセージを録音すると、指定した電話番号に電話してくれる機能が付いています。私の場合は携帯電話に転送しているのですが、そこで暗証番号を打ち込むと、伝言を聞いたり内容を消去したりすることができるようになっています。もしイエデンワにもそれくらいの留守電機能が搭載されれば、転送先をどこにしてもだれとでも定額を付けておけば定額の範囲内で済みますので、伝言内容が聞こえづらいような場合も安心して聞きなおすことができます。また、ウィルコムの電話とセットで契約していれば、ウィルコム同士はだれとでも契約を付けていなくても24時間話し放題のプランにしておくだけで、イエデンワに入った留守番メッセージの聞き直しをいくらしても通話料はかかりません。

 私の場合、イエデンワを基本料金無料のキャンペーンで入っているため、元から持っていた誰とでも定額を付けた電話の料金に、イエデンワ用の誰とでも定額料金980円をプラスしただけで維持できています。もしこのイエデンワ2が好評で、留守番電話機能を強化したイエデンワ3が出たとしたら、イエデンワの留守番電話機能と転送機能を使ってかなり面白いことができそうでつい期待してしまいます。そのためには、今回出るイエデンワ2もさらに売れてほしいですね。

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