車中泊徒然草+

24時間通話無料の使いみち

 おとといから昨日まで京都周辺をうろうろしていました。メインはおとといに企画されたネット関係の古い知り合いの飲み会だったのですが、お会いするのが10年以上ぶりという方ばかりで、旧交を温めつつ盛り上がってきました。

 最も遠くから来られた方は仙台の方でしたが、静岡から参加した私も結構遠い方で、諸事情から現場に来ることができない方もどうしても出てきてしまいます。そんな中、とある方の携帯電話が延々と参加者に回り、宴会の半ばからずっとつなぎっぱなしになってしまっていました。電話の向こうの方は今回事情により参加できなかった方で、今回はご主人のみが参加したのでいわゆる家族同士の通話料が24時間無料という設定を使って、自宅にいながらにして宴会に参加し、お久しぶりの方ともいろんな話をされたようです。

 これ以上の方法として、パソコンとWimaxなどの制限のない高速インターネット回線をあわせ、スカイプでテレビ電話をするという方法もあるにはあるのですが、やはり事前の準備もいらず手軽に話すことのできる電話の方が意識しないで使える分すぐれている点が多いように思います。

 ソフトバンクやauの場合は宴もたけなわな午後9時から午前1時までが無料通話にならないので、こうした方法はなかなかできないでしょう。ウィルコムは以前から同キャリアでの24時間無料をやっていますので、うまくはまれば活用はできるでしょう。ちなみに、おととい参加された方の中において、私のように以前からずっとウィルコムを使い続けている方がちらほらいたのには驚きました。

 しかし、何と言ってもインパクトがあるのがドコモの24時間定額でしょう。ドコモにはソフトバンクやauのようにプリペイド方式の電話がないというのが残念ですが、スマートフォンではない携帯電話の契約では、私が今契約している内容のようにすると、月々1,000円程度で維持することが可能で、通話専用端末としてiモードすらとっぱらってしまうとさらにそこから315円安く維持できます。ドコモの端末は中古ショップでも潤沢な在庫があると思いますので、携帯電話の補償サービスにも入らなければ600~700円程度で持つことも可能です(携帯電話本体の分割支払い料金を除く)。

 仕事や家事に追われ、なかなかお出かけして昔会っていた仲間と会うことができないと嘆いている方にも、電話のみという制限はあるものの、11月以降に知り合いの誰かをXiのカケホーダイプランに加入させれば(^^;)、日本全国どこでも好きな時間に好きなだけお話ができます。こんな事をしてドコモは大丈夫なのかと思われるかも知れませんが、延々とモバイル回線で動画をダウンロードしたり、オンラインゲームをするよりは少ないデータ量で済むということもあります。ただ、何日も連続して話せるかということになると、この仕組みを悪用して盗聴に使われる恐れがあるということで、時間の制限はかかってくるでしょうが、飲み会の実況中継ぐらいでしたら文句も言われないでしょう。

 今後、ご自身でカケホーダイの電話を契約するかどうかということは別にして、メインの電話番号がドコモ以外の場合は、いざという時のために寝かせておくぐらいの心持ちで、一契約を持っていると、そこからさまざまな展開が見えてきます。今の段階でまだ年賀状の作成をされている方は少ないかと思いますが、来年の年賀状の連絡先には携帯の電話番号の脇にでも、どの電話会社の番号かというのを念のためではありますがちゃんと書いておきましょう。意外な方から電話がかかってくるかも知れませんよ(^^)。

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