車中泊徒然草+

風呂に入れなかったら?

 東日本大震災で被災された方々はかなり長い期間お風呂に入ることができない生活が続いたとお聞きしています。それから比べれば、旅の間の数日お風呂に入ることができない状況もしょうがないと割り切ることはできるかも知れません。ただ、梅雨から本格的な夏に入っていく中、その対策も考えておきたいものです。

 一般的には、汗を拭くためのウェットティッシュのようなシートが盛んに宣伝されています。その種のものは女性用かと思いますが(^^;)、男性用の汗拭きシートも化粧品メーカーが出しているようです。ただ、男性用の汗拭きシートというのは、においが気になる方もおられるかも知れません。そこで、私がおすすめしたいのは赤ちゃん用か介護用で出ているシートです。

 写真のものはトイレに流すことができるおしりふきシートです。介護用のものについては、病院で体をふくために作られたものもありますから、行く先でお風呂に入れそうもないと思われた時や、旅の状況から見てお風呂は無理だと思われる場合、事前に用意するか途中のドラッグストアで購入するなどの対応が可能です。

 写真にはありませんが、介護用品として、シートで髪の毛を拭くだけでヨゴレやフケなどを取るシートというものもあります。よくある「水のいらないシャンプー」では、ヨゴレを取りさるためにタオルでふき取ることが必要ですが、こちらの場合はシートで拭くだけなので、タオルを洗うことのできないような状況が予想される時は用意して出発するというのも状況によっては必要かも知れません。

 しかしながら、お風呂の効能は体のヨゴレをきれいにするということだけではなく、旅先でのリラックス効果も大きく、できれば多少遠回りになったとしてもしっかり入浴をしながら回りたいものです。

モバイルバージョンを終了