車中泊徒然草+

自宅回線のバックアップに最適なWimaxのプラン

 MVNOで利用するドコモ網で使えるデータ用SIMカードは、現在かなり便利に使っています。これなら外でのパソコンでのネット接続に使っているWimaxは契約を続けなくてもいいかなと思っていたのですが、最近になってちょっと状況が変わってきてしまいました。実はここのところ自宅のネット回線が全くつながらなくなっていて、その代替回線としてWimaxを使っているからです。

 私が自宅で使っているのはADSLですが、これまでもたびたび繋がらなくなったことがあったものの、モデムの電源を切って、しばらくして入れ直すと回復していました。それがここ数日の状況は少々違っていて、何度電源を入れ直してもインターネット接続ができなくなってしまったので、プロバイダの方に連絡を取りました。

 すると、回線自体には問題がなく、この問題の原因はモデムだと言われ、改めてモデムを送るので、今使っているモデムを業者に渡して交換して欲しいとのこと。こうしたモデム交換は実は2回目で、機器の不具合がこれほど頻繁に起こるのかとびっくりしています。

 とりあえず正常にモデムが動けば問題も解決するという事でほっとはしていますが、これを書いている段階で5日間、自宅のADSLが使えない状況になってしまっているわけで、Wimaxの契約がなければかなり大変なことになってしまっていたことでしょう。

 今の所、表立っての通信容量による制限が携帯電話会社の通信網より厳しくないWimaxは、ワイヤレス接続で全ての機器で使えるということもあり、有線でのインターネット接続のバックアッブには最適だと思いますが、ただこれも、日常的に外でWimaxを使っていない場合は非常時のためだけに毎月の支出をするのには躊躇する方もいることでしょう。私の場合、外でパソコンを使う場所が大体決まっていて、残念な事にそこでは公衆無線LANの電波を拾えないので、毎月の支払い分くらいは使っています。今使っているWimaxの契約は来年の2月に更新月を迎えるので、一旦解約して新たに別の業者で契約を結ぶか、とりあえずトラブルの際にはMVNOのデータ通信でやり過ごすようにするのか選択を迫られますが、ADSLとの併用ならほとんどスピード的なストレスを感じないWimaxのメリットも捨てきれないものもあります。

 Wimaxの契約形態の中には、月々の契約ではなく「UQ 1 Day」という申込をしてから24時間の間だけ一回600円で使えるという契約形態があります。今使っている機器はUQとの直接契約に対応できるものですので、このまま契約を解除した後でも登録して使うことができます。ちなみに、今私の使っているモバイルパソコンにはWimaxのモジュールが内蔵されており、パソコン単体での使用に限るならこの形での契約で使えるのですが、自宅のADSLが不通になりどうしても同様の通信環境が必要になった時には、この24時間契約を使うというパターンでもいいですね。元々契約がない方については中古携帯を扱っているショップに取り扱いがある場合もありますのでそういったところでモデムだけ手に入れておくという方法もあります。

 ちなみに、年間パスポートを使っての月額は3,880円ということなので、だいたい月に5回以内の使用が目安になります。使い方によっては自宅の方のインターネットを解約してWimaxに一本化してしまうという方法もありますが、私の場合はインターネット回線をパソコンだけでなくテレビなどの家電製品にも利用しているので、不在時にもネット回線がつながっている必要があるので、こちらのパターンの方がいいかなと今のところは考えています。ただ自宅がWimaxのサービスエリアでない場合もありますので、その場合には別の方法が必要になるかと思います。その場合はやはりdocomoのMVNOによるデータ通信くらいしか方法がないのが現状です。そうは言っても何しろ展開の早いインターネット接続サービスのことですから、私の使っているWimaxが更新月を迎える頃にまた新たなものが出てこないとも限りません。今後はそうしたサービスにも網を張って、新しいものが出てきたら改めてここで紹介させていただきたいと思っています。

モバイルバージョンを終了