車中泊徒然草+

旅行用でもUSB出力のあるバッテリーで十分か?

 すでに後出しの情報ですが、先日アマゾンのタイムセールで、USB出力が3つあり、接続する機器の要求に応じる形で出力できるPower IQ搭載のAnkerのAstoro E6という容量が20800mAhもあるバッテリーを3,999円で購入しました。今すぐ使うということではなかったものの、通常価格より1,000円安く、Power IQ搭載のバッテリーは持っていなかったのでつい注文してしまいました(^^;)。

 これで、私の手元にはAnkerのバッテリーばかりが3つになってしまいました。容量および大きさは全部違うので、その日の行動に応じて使い分けることができるのですが、3つの製品の内容を以下に並べてみました。

(写真手前から)
Anker Astoro mini 3000mAh(USB1口)
Anker Astoro M3 13000mAh(USB2口 LEDライト付)
Anker Astoro E6 20800mAh(USB3口 LEDライト付)

 基本的にバッテリーは大は小を兼ねるというところがあるのですが、あまりに容量が大きいと、すぐに満充電というわけにはいかないので、普段使いにはAnker Astoro miniを使い、使い切った場合に備えてAnker Astoro M3をバッグの中に入れておくものの、泊り掛けの旅行にはAnker Astoro E6も持って行けば外でしばらくAC電源が使えない状態でも安心してモバイル端末を使うことができると思います。さらに、車での移動の場合、走行中にバッテリーに充電して、夜にはこれらのバッテリーから複数のモバイル端末を充電するような使い方をしてもいいですし、USB電源で動く扇風機などを長時間動かすために使ってもいいでしょう。

 ちょっと前は鉛電池を使ったポータブルバッテリーを車内に持ち込み、USB出力アダプタを差して使っていたのですが、走行中に満充電できないし、充電管理も難しいので、最近は大きくて重いポータブルバッテリーを持ち出さなくなりました。普段使いのものがUSB出力で使えたり、単三単四のニッケル水素電池使用のものだったら、USBからニッケル水素電池の充電ができる充電器を用意すればバッテリーはこうした小さいもので十分といった感じです。

 さらに、このようにコンパクトで高容量のバッテリーを持てるようになると、災害時の電源として利用する道も見えてきます。コンセントから充電できない時も、同じくAnkerから出ている太陽電池パネルを使って充電する方法が取れます。なかなか太陽電池で大きめのバッテリーを満充電させるのは大変ですが、私の持っているバッテリーをローテーションさせながら使うと、1日単位ではなく大容量バッテリーの能力を使い切るまでもう一つのバッテリーの充電を行なえますので、かなり効率的に太陽光を電源として使うことができるようになります。利用する端末を絞って、できるだけ節約してバッテリーから端末への充電を抑えることができれば更に安心です。

 今回に限らず、私がこのようなバッテリーを購入するのは、セール時を狙って安くなった時にしています。セール情報はさまざまな買い物支援サイトで報告がありますので、どうしてもすぐに必要としない限りはセールまで待って購入するのがおすすめです。今後、さまざまなスマートフォン用のサービスが充実するにつけ、普段の生活の中でも一日バッテリーが持たないと感じる人が増えてくるでしょうから、まずは自分のニーズに合った容量と大きさのバッテリーを探してみてはいかがでしょうか。

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