車中泊徒然草+

事件が起こると思い出す事

 このブログはあくまで車中泊の旅について書いているということがあるので、キャンプ用品を多く紹介している所はあるものの、厳密に言うと旅のスタイルとしては違うのですね。それでも、キャンプ場に車を入れてそこの施設を使いながら車中泊することも現実問題として有り得るので、火器の類については車内で使わないというスタンスで紹介しています。

 私の車はできるだけ非常用の品々を入れておこうとも思っているので、中を調べられて不審だと思われないように気を付けています。個人的には自分で自分の持ち物に責任を持てばいいのではないかという思いもあるものの、面倒を起こして旅自体が台無しになるのはばかばかしいので、その点には気を付けているつもりです。

 私が気を付けているものというのは、刃物に関するもので、ハサミも中には入れていません。これを書いている少し前、刃物で女の子を傷つけた16才の男子高校生の実行犯が警察に身柄を拘束されましたが、こんな事件が起きるとまた警察の取締が厳しくなり、多くの人が十徳ナイフやカッターナイフあたりの携行で嫌な思いをするかと思うと悲しくなります。特に今回の事件と関係があるかのように報道されていた中で、女の子をカッターナイフを持った男がつけ回していたという話もあり、この件については未解決なので現場周辺では学生以外の人間がハサミやカッターナイフを持っていて、携行の正当性をその場で証明できないようだと、ひどい場合には事件の容疑者とされてしまうかも知れません。ほんの僅かな不心得者のおかげで、多くの人が迷惑してしまう構図がそこにはあります。

 こんな風に書いても何の解決にもならないのですが、改めて年末年始に車中泊の旅をされる方は、くれぐれも銃刀法違反や軽犯罪法違反にならないように包丁を持ち運ぶ場合は厳重に梱包の上、持ち運ぶ正当性をきちんと主張できるようにしましょう。そういう事がめんどくさいと感じられる場合は、騒動の種になるものは持って行かない方がいいと私は思うのですが。

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