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モバイル端末の各種端子変換アダプターは消える前に買え!

 4年前に出たガラケーを中古で購入したこともあり、充電用のケーブルおよびイヤホン出力できるアダプターを探しに行きました。行ったのが100円ショップだったということもありますが、今はiPhone用のものとmicroUSBのタイプが双璧を占めていて、店舗によってはあれだけ世の中で普及していたFOMAおよびSoftBankガラケー用の充電ケーブルが置かれていないところも結構ありました。本当に、これから昔のガラケーを使い続けたいと思っていられる方は、早めに100円ショップの各種ケーブルは確保しておくべきだと思います。
 今回は充電ケーブル以外にも、イヤホン出力用のアダプターもかなり今まで当り前に置いてあったものがなくなっている感じがしました。というのも、iPhoneでもAndroidのスマートフォンでもイヤホン出力はウォークマン時代のミニプラグを採用しているものが多いので、携帯電話固有のアダプターが一気に姿を消してしまっているという印象が強いという気がします。
 携帯電話が出た当初は、イヤホンマイクの端子は特別なものではなく、充電用の端子とは別に普通のヘッドホンが使い回せるミニプラグの端子になっていたものが多かったように思います。それがいつの頃からか、携帯電話固有の平型端子が採用されるようになり、イヤホンを使う場合に端子の形が平型のものを買い直すか、平型端子をミニプラグに変換するアダプタを用意しなければいけなくなりました。平型にすることで本体を薄くできるようなメリットはあったのかも知れませんが、今のスマートフォンやiPhoneでも十分薄いですし、なぜあんな形状の端子を一般化したのか、理解に苦しみます。
 その後、新型のガラケーの中には端子を省略して充電用のFOMAおよびauの外部接続端子を供用するタイプが現れました。実は今使っているドコモとSoftBankのガラケーがこれにあたります。そこで、何とかして直接イヤホンか外付スピーカーを接続できるようなアダプターがないか探しに行ったのですが、すでに購入する時期を完全に逸しており、かろうじて見付けたのが明らかに売れ残ったと思われる写真のようなアダプタでした。
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 見にくいかも知れませんが、FOMAガラケー(ソフトバンクのガラケーでも共用可)の外部端子に接続し、平型端子に変換するアダプターです(^^;)。ちなみに、自宅の机の引き出しの奥に、昔購入した平型端子をミニプラグに変換するアダプタを発見したので、何とかこれで、ミニプラグでのイヤホン出力ができるようになりました。

 なぜこんな風にアダプターを2つも繋げてイヤホンに繋がなければならないのかとも思いますが、音を外に漏らしたくない状況でテレビのワンセグを見るような場合はこれらのアダプタがないとどうにもなりません(写真では外付スピーカーに繋いでいます)。今回はこうして二種類のアダプタを使ったので、今後平型端子のあるガラケーでもミニプラグのあるイヤホンやスピーカーを使い回すことができますが、なぜこんな苦労をしなければならないのか疑問に思います。元々はミニプラグで統一されていて、結局スマホになってまたミニプラグに返って来たのですから、どれだけ回り道をしたのかという感じですね。そう考えると、今売られているmicroUSB端子も例外ではありません。100円ショップではミニプラグが付いていないスマートフォンでイヤホンを使うため、microUSBをミニプラグに変換するアダプタが売られていますが、これも今後の状況の変化によっては気付いた時にはなくなっている可能性があります。

 写真のケーブルは、私が今メインで使っているガラケーが、microUSB端子しかないため購入したmicroUSBをミニジャックに変換するアダプタです。こういうものを今別に必要としていない人でも、私のように中古のスマホやガラケーを購入して使おうと思った場合に必要になることもあるかも知れませんので、あるうちに安く手に入れておくことを強くおすすめしておきます。
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