ゆいレールの一日乗車券が他の一日乗車券と違うこと

今回の旅は時間を掛けてホテルでゆっくりできている割にはお土産を買っている暇がないような日程を組んでしましました。帰りの那覇空港から中部国際空港への時間は十分とってあるのですが、天候や航空会社の都合によっても時間が変わったりする可能性があります。というわけでもしもの事を考えて、先に浮世の義理のお土産品を購入するために那覇に入った一日目から結構動きました。

少し前にも書きましたが、今回浮世の義理を果たす方というのは個人的に良く知っている方であったので、品質が良ければ過剰包装が目に付く空港や土産物店でお菓子を買うなら、大規模中規模小規模な地元の人が使うスーパーの中にあるものの中から選んでも喜んでくれるだろうといわゆるスーパーの県内産お菓子コーナーを複数回りながら安くておいしそうなものをしぼり込んでいきました。

その活動の元になったものこそ那覇空港から首里までを結んでいる「ゆいレール」の存在があります。ゆいレールでは観光客用に1日券2日券を出しているのですが、前回そのシステムに触れて大絶賛したことを今回は全く忘れており(^^;)、この内容を書くのは二度目かも知れませんが、本当に沖縄のフリーきっぷのシステムには助けられました。

というのも、多くの一日乗車切符というのは日付の押してある日で効力はなくなってしまうのが普通なのですが、ゆいレールの一日券は切符を購入した時間から24時間という、一日か二日という時間をまるまる利用することができるのです。この仕組みのおかげで、私はホテルをチェックアウトした朝に改めて空港までの切符を買い足すことがなく、前日に購入しておいた800円の一日フリーきっぷで利用することができたのでした。

私の場合は早朝からすぐ那覇空港に行って飛行機を乗り換えなくてはならない理由があったのですが、そうではない場合には始発は6時頃から動いていますので、市内の気温が上がりムシムシしてこないうちに散歩しがてらでも観光に行ってからホテルに戻って朝食ということもできるでしょう。着いたのが夕方であっても、これなら翌日の観光に1日券を購入してモノレールを使いたくなります。

また、小禄駅は午前0時まで営業しているイオン那覇店がありますし、安里駅からすぐのところには24時間営業のスーパー「りうぼう栄町店」や同じく24時間やっている屋台風の沖縄そば屋さんもあります。お酒が苦手でも外食の後にホテルの部屋で食べるためのものやおみやげのお菓子を探しに行ったりすることもできるので、夜に入ってからでもゆいレールを使いつつも、翌日に帰る時も使えるのは便利です。いつから購入して使っているかにもよりますが、もし当日になってちょっと観光で見残しをしてしまったり、買いたかった品物をもう一度同じ店で買いたいという時にも役に立ちます。

そうした事で考えると、沖縄のゆいレール沿線にホテルがあってそれなりにゆいレールを使いこなす自信があるというなら、沖縄に入った時刻と沖縄から帰るための飛行機の時刻を揃えた状態で一日券にするか二日券にするかを考えるというのもおすすめです。帰りの飛行機にチェックインや手荷物の検査をする関係上出発時刻より早めに空港に入る必要がありますが、だいたいの空港に入る時間を基準にして行きの到着時刻から便を決めれば、たとえ一泊二日の強行軍であっても一日券を最大限に活用できます。それこそ最終便でホテルに帰り、翌日は早朝から動くという24時間有効という内容を最大限に活用する方法を考えてみるのもいいでしょう。日程が取れてあちこち回る場合でも帰りの飛行機に乗る1日前をゆいレール沿線の観光やお土産物色にあてるようにするといいかもしれません。


カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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