Windows8.1 タブレット Lenovo Miix2 8 その3 必要な周辺機器について

 アンドロイドやiOSのタブレットと違って、ウィンドウズのタブレットは全ての作業をタッチパネルで行なうには難しい場合があります。というのも、Windows8.1となってWindows7まで使えていたソフトが使えるようになり、従来のデスクトップ画面も用意されている中、快適に使うためにはそれなりの準備がいるということだろうと思います。

 前回紹介したBluetoothで接続できるキーボードとマウスは、特に8インチの小型タブレットで使う場合はどうしても必要なものだと思います。もちろん有線で接続できるタイプのものでもいいのですが、多くの小型タブレットの場合microUSB端子が電源端子を兼ねる形で1つしかありませんので、充電をしながら使いたい時や、別の周辺機器を有線でつないで使いたい場合にキーボードとマウスが使えないのではどうにもなりません。本音を言うと小型のタブレットであってもせめて2つは端子を作って欲しいですが、それゆえの安さであるという事もあるので、ユーザー側が工夫をしなければなりません。

 こういったハードを購入する際にまず私がやることは、画面の表面に貼る保護シートの存在です。シートは汚れだけではなく衝撃を受け取め、いよいよの場合は画面が割れても破片が飛び散ることを防いでくれます。幸いにも私の購入した店舗では汎用の覗き見防止機能のある保護シートがおまけで付いていました。そういったものがない場合はあらかじめ購入しておき、本体が到着したらすぐに貼ることの出来る環境を作っておくといいでしょう。

 Miix2 8本体を購入時に付いてきた付属品は、汎用のUSB出力のあるACアダプタとmicroUSBケーブルですが、このケーブルの長さも微妙です。利用する場所によってはケーブルが届かなくなる可能性もありますので、必要に応じて延長コードの用意が必要でしょう。その際、単なるmicroUSBのケーブルではなく複数のコンセントのあるテーブルタップの方がいい場合もあるかも知れません。これは主に使う場所での環境と合わせて決められるのがいいと思います。

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 そして、8インチタブレットを手で持って使うなど、タッチパネルで操作する場合に備え、スタイラスペンを用意していた方がいい場合もあります。特に指が太くて押そうと思った所と違うところを押してしまうようだと、それ自体がストレスになってしまいます。最近ではボールペンにもスタイラスの機能が入ったものがあったり、雑貨のお店では無味乾燥なものではないものも出てきていますので、お好みで選ばれるといいでしょう。

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 本体のみで完結するような使い方ならいらないかも知れませんが、せっかくのウィンドウズタブレットなのですから、外部機器やメモリカードを使うため、microUSB端子に差して使うUSB On-the-Go(OTG)ケーブルは常に持ち歩きたいものです。私のMiix2 8には付属していませんでしたが、各種スマートフォン用に用意していたものがありましたのでそのケーブルを流用しています。安いものですと100円ショップで売られている場合が多いので、差し当たって使う予定がなくても一つは用意しておいた方がいいように思います。

 実際の機能に関わるところではありませんが、タブレットを持ち運ぶものとしてとらえた場合、どうしてもありそうなのが落下や接触などで傷が付いたり、最悪の場合故障してしまうということです。私も早いうちから本体にはめ込む形で固定でき、マグネットで蓋の閉まる薄型のレザーもどきケースを入手しました。ケースの中には付けるとせっかくの薄さが感じられなくなるものもあります。もちろんそうしたものの方が衝撃に強いということはあるわけですが、折角持ち運びやすい特徴があるのに、それを殺してしまいかねません。幸いに私の購入したものは装着した上でそれなりの携帯性を持っているので、このままケースに入れて使うことになると思います。また、こうしたケースにはスタンドの代わりになる機能が付いていることが多く、あえて専用のスタンドを持ち歩かなくても良いというメリットがあります。

 あとは細かいところですが、Bluetooth接続のキーボードとマウスが充電式だった場合、タブレット本体と違っていつ電源が落ちるかわからないことがあります。そうした場合に備えるため、小型のモバイルバッテリーがあった方がいいでしょう。モバイルバッテリーでは当然本体の充電もできますので、小型で高容量のものを常に持ち歩くと安心できます。ちなみに私の場合はBluetooth機器の電源は単四電池でそろえていますので(各2本)、予備の単四充電池2本を2セット持ってかばんに入れています。他にはデジカメなどからデータを取り込みたい場合に備えて、SDカードリーダーを一つ用意しておけばOTGケーブル経由で簡単にデータが読めて便利です。

 このように、いろいろ考えていくと最低限とは思っても、結構持って行くものは増えてしまいますね(^^;)。それでも、本体自体が小さく、スマートフォンでも使えるものが多いので、以上のようなものを揃えることでより快適な利用ができるようになると思いますので、本体だけ手に入れてこんなはずではなかったと思っている方は参考にしてみてください。


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