THERMOS 真空断熱ケータイタンブラー 0.29L JND-290

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 私がこういったタンブラーを購入するタイミングというのは、価格が下がってからという場合が多いのですが、今回紹介するJND-290についても例外ではありません。とっ手がないきちんと密封できるタンブラーという事で車での旅には便利だろうとは思っていたのですが、さすがに定価近くでは買う気にならず、今回安価に売られていたのを見てあわてて購入した次第です。なぜ安くなったのかというのは様々な要因があると思いますが、こうしたタンブラーは、いかにきちんと密封できると言っても水筒型のものとは違い、保温性能についてはかなり落ちるということは確かにあります。しかし、この製品はあくまでタンブラーにフタが付いたものということであるので、熱々の飲み物でも早めに飲みきってしまう事を前提に設計されているということで、朝にお茶やコーヒーを入れていき昼に熱々の状態で飲みたいという方にはおすすめできないものです。あくまで、デスク回りなどでちょっと時間を置いて冷めることがない程度の保温を必要とする方には便利に使えます。

 このシリーズのタンブラーの大きさには2種類あり、安くなっていたのは小さい方の0.29Lのものだったのですが、もしかしたらこのタンブラーはある事に使えるのではないかと思っていました。それが、今使っているインスタントコーヒーをそのまま入れて使えるコーヒーメーカー、ネスレバリスタに使えるのかという事でした。

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 試してみたところ、写真のように下の台座を外してタンブラーの蓋も外してセットすると何とかバリスタにセット出来ました。実際にタンブラーの中に粉のクリームを入れてバリスタにセットし、カプチーノを作ってみましたが、全く問題なくおいしいコーヒーを煎れることができました(^^)。

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 写真は、カプチーノを抽出した直後のものですが、余裕を持ってコーヒーが入るという感じです。これで、今後自宅でコーヒーを飲む時にはこのタンブラーを使うようにすれば、すぐに飲まなくても温かさを十分に保ったままで最後まで美味しくいただけそうです。自宅での利用だけでなく、外出先ではコーヒーショップでこのタンブラーに直接飲み物の入れてもらう事もできますので(このタンブラーにはショートが入ります)、その点でもありがたいですね。

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 こうなるともう一つ試してみたいことが出てきました。というのも、車での旅の中でも特に高速道路を使った旅では、給茶機を使ってお水やお茶をいただく機会があります。さすがに人でごった返しているサービスエリアでは行ないませんが、人もまばらで紙コップを使わなくても許してくれそうな場所では(場所によっては備え付けの紙コップ以外での給茶機の利用を禁止している所もあります)、直接使い回しのきくタンブラーに入れられた方が便利な場合もあるのです。そこで、比べてみたのが給茶機に余裕を持って入る象印の200mlの小型水筒「象印 ステンレスマグ SM-EA20 0.2L http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/sm-ea20-02l-874.html」です。写真のようにほとんど同じくらいの高さになりますので、普通の給茶機には何とか入りそうですね。

 蓋の部分には匂いが付きそうなので、コーヒーやお茶を入れて飲む場合にはそれぞれ専用にしたいものですが、例えばお茶専用にする場合は色違いのライムにするなどすれば使っている中で間違う事もなく使えるようになるでしょう。私の場合はこのタンブラーはコーヒー専用にして、自宅でも旅先でも目一杯使いまくろうかと思っています。


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