SONY Tablet P と PRS-T1 を電子書籍で連携しての使い分け

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 楽天ブロードバンドが提供するスマートフォンに入れて使う通信カード、LTEスタンダードプランを2013年6月末で解約し、新たに同様のサービスBICカメラのBIC SIMを6月中旬から契約する関係上、もう一枚のDTIのSIMカードと合わせて3枚のカードを期間限定ながら当月中は使えるようになったので、最近は持ち出す機会が少なくなっていたSONY Tablet PにDTIの低速通信SIMを差して、Nexus 7と一緒に持ち出すことにしました。

 Nexus 7はきびきび動いて確かに便利ではあるのですが、それ自身にはネット接続ができないというのがネックと言えばネックです。SONY Tablet Pの方は古い機種ながらも、直接SIM方式の通信カード(docomoのもの)を差して使えるので、スマートフォン以上の大きな画面で様々な作業がいつでもできるというのはやはり便利なものです。

 そして、改めて意識はしていなかったのですがSONYの製品ということで、プリインストールされているアプリで電子書籍の閲覧用に使うために持ち歩いていた電子ペーパー式の電子ブックリーダーPRS-T1との連携が取れるのが今さらながら便利です。購入済みの書籍をアプリ上から再度ダウンロードすれば、どちらの端末でも読めるようになるのが嬉しいですね。

 もちろん、他のスマートフォンやタブレット端末でもsony readerのアプリは使えるわけですが、以前も紹介しましたがSONY Tablet Pの形状は二つ折りになっているので、縦に持つとまさに新書本を読んでいるようで周辺にも違和感を与えなくて済みます。電子ペーパー式の専用機と比べると目への負担は大きいですが、ちょっと読むくらいだったら何しろタブレット端末として色々な事ができるわけですから、日常的に持ち歩くものとしては電子ブックリーダーよりもこちらの方が便利に使えます。

 では、電子ブックリーダーの方は使わなくなるかというと、あながちそういうわけでもありません。数分単位の時間潰しというような形の読書ではSONY Tablet Pの方に軍配が上がるかも知れませんが、ずっと使っていると電池の消耗が気になるのでかなり長い時間をつぶさねばならない時には電池持ちがいい電子ブックリーダーの方が安心して使えます。電子ペーパーは紙のように光が当たれば読めますし、目にも優しいので、例えば電車に長時間乗る時だとか、役所や病院でたらい回しにされるのがわかっている場合(^^;)には電子ブックを持って行った方がいいでしょう。スマートフォンと比べてもそれほど目立ちませんし、病院のような電磁波を気にする所ではタブレット端末の使用を断られる場合もあるでしょう。とりあえずこれからは、状況に応じて電子ブックリーダーを持っていくかどうか考えながらTablet Pを出先で使って行こうと思っています。


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