沖縄での食べ収めは肉のない「野菜そば」

今回の旅においてお世話になった波照間島へ同行いただいた友人とは、向こうのお休みの都合もあり那覇空港ですぐにお別れとなりました。帰りの飛行機はスカイマークの最終便を予約してあるのですが、それまで結構な時間があります。今回はその事がわかっていたので、おみやげはここまであえて買わず、帰宅前に改めて大手スーパーや土産物店を回って買いまくってきました。結果、ロスなく同じものでも安いものをまとめて買ってこられたので那覇滞在を長くしたのは結果オーライと言えたかも知れません。

さすがに大きな荷物を持ったままで買い物をするのは大変だったので空港のロッカーに預け、ゆいレールで行ける場所を行ったり来たりするためにまた一日券を購入しました。それでも結構乗り降りを繰り返したので、何とかその分の元は取れたと思います。

基本的には国際通りのお店を中心にちょこまかと移動し、安くてかさのあるお菓子については、おもろまち駅から歩いて少々のところにある食品スーパーサンエーの入ったショッピングモールと、小禄駅から直接入ることができるイオン那覇店をめぐりました。そうして一通り買い物を終え、さすがに今までの旅の疲れがどっと出てきたので、食事を取ろうと入ったのが安里駅からすぐのところに店を構える、沖縄そばの屋台風のお店「なかむら屋」さんに入りました。

このお店は24時間営業で、同じく安里駅の前にあるスーパー「りうぼう」(こちらも24時間営業)とセットで利用することを考えると、夜飲みに行っての締めにも使えそうですし、さらにホテルに戻ってちょっと冷たいものでも買っていきたいという時にはかなり使えるお店だと思うのですが、今回はこのお店での沖縄そばを旅の締めにすることにしました。

今回、それほど暴飲暴食はしませんでしたが、一応ランチにステーキを200gほどいただきました。その反動もあったのかも知れませんが、このお店ではソーキそばや三枚肉そばを選ばず、キャベツと玉ねぎなどを炒めたものをそばに乗せ、刻みネギをのせた「野菜そば」をいただくことにしました。肉がないことで物足りなさを感じる方もいるかも知れませんが、スープはしっかり味を出していますし、まず山盛りの野菜をいただいてからそばをいただくという食べる順番というのも体にはいいものかなと思います。

お店のおばさんも気さくに語り掛けてくれ、知り合いと別れた後でまた新たな知り合いに会ったような気にさせてくれるから不思議です。お店のおばさんに丁寧に礼をして、最後のゆいレールに乗り込み、那覇空港へと向かいました。
帰りのスカイマークの最終便は、最後ということもありほとんど遅延もなく中部国際空港に到着しました。もちろん電車など公共交通機関のない時間の到着ということで同乗の方々はおおむね駐車場へと歩いて行きましたが、私もいったん東横インの駐車場に入り、実は行きに用意しておいたコットに横になり、ここで車中泊というよりも、このまま運転するのは危険だと判断した上で仮眠を取らせていただきました。行きに駐車場に入った時点から6日目になっておりましたが、ホテル宿泊で240時間の間、追加料金が発生しないので安心して仮眠をすることができました。

さらに、駐車場の一階にはトイレもあるので、街中のコインパーキングで仮眠を取るようなトイレについての不安はなく、それもすぐに駐車場を出ずに一定の仮眠を取ってから駐車場を出ようと思った理由のひとつでした。今回はこの駐車場が使えるか使えないかというのがまずあって、あとは島へ計画通り行って帰ってこられるかということが2つの問題としてあったのですが、この2つともクリアできたというのは実に幸運でした。

こんなわけで、今回の沖縄旅の報告を終わりますが、改めて天候に依存する飛行機と船がからんだ旅を行なってみて、自分の都合で行くだけでなく日程を切り上げて中止もキャンセル料もいらずに可能な車での旅というものの良さを感じ取った旅でもありました。あとは、いつも荷物は車に積んでいると、なかなか自分で全ての荷物を持つ大変さというものを感じなくて済む分、今回のような多くの行程で荷物を持って移動しなければならない旅の大変さというものも実感した次第です。今回の旅では極力モバイル関係の荷物を減らして持っては行きましたが、今後はさらに荷物を少なくまとめられるような新たなモバイル機器についても研究していこうと思っています。


カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す