東芝充電ラジオ TY-JKR5の研究 その6 常時持ち出し時の電池問題

いろいろあって、現在TY-JKR5をいつも持ち歩くバッグに入れ、ラジオのない所で聞きたい番組があった時に取り出して聞くという風に使っています。いざという時のライトも付いていますし、本体が防水仕様になっているため濡らしてしまっても何とか使えそうですし、さらにガラホやスマホがいよいよ電池切れを起こしそうになった場合の気休めとしてもこうした複合的に使えるグッズを持ち歩いていると安心するものです。さらにこちら静岡でも地元のAM局がFMで同時放送を行なうようになったので、かなりクリアに聞くことができるようになったので、ワイドFM対応が生きています。

しかし先日、いつものように使おうと思ってバッグから出したところ、ボリューム兼スイッチが「切」の位置から回ってしまっていて知らないうちに電源が入っていて、当然のごとく中に入れていた単四エネループの容量は空になってしまっていました。

ただこのラジオは電池だけでなく内蔵キャパシタでも十分動くので問題がないと言えばないのですが、キャパシタから電源を取る場合にはそれなりにハンドルを回さなければなりません。普通の場合ならそれもいいでしょうが、回りの目を気にしなければならない時にはハンドルを回さないでラジオを使いたいですし、そのためには乾電池でいつでも利用できるようにしておくことが大事だと改めて思いました。

ラジオの中には時計が付いていたり放送局のメモリーがあって電池を抜いておくと消えてしまうものもあったりするのですが、このTY-JKR5はアナログラジオなので電池を最初から入れておかなくとも一向に差し支えありません。だったら満充電したエネループを別にしておく方がいいのではないかということで、改めて写真の組み合わせをバッグに入れておくことにしました。

こうしておくことにより、数年間エネループを使っていなくても、ラジオを聞く程度であれば十分な電池残量を残したまま保管できるだけでなく、電池の入れっぱなしによる液漏れによる内部故障も防止できます。もっと言うとこの単四電池はラジオにだけ使えるというものでもないので、他の単四電池を使ったグッズが電池切れを起こした時にも使える予備電池になるというメリットもあります。

同じように、デジタル表示のないアナログラジオを防災ラジオとして用意されている方は、ラジオの中に電池を入れた状態で保持しないで、電池を外した形で別々に保管するというのが、いざという時の事を考えると賢い保管の仕方ではないかと思われます。
ただ、今後のTY-JKR5をはじめとする防災ラジオに関する要望としては、本体電源スイッチを独立させるだけでなく、カバーを付けるなどして何かの拍子に電源が入らないように工夫してもらえると、いざという時の役に立たなさという印象は無くなる防災ラジオになるような気がします。本体のロック機能にしても、バッグの中で何かがそのスイッチを解除してしまう可能性はどうしてもあるわけですし、常に持ち出していてもいざという時に私のように電池切れの憂き目を見ないような設計上の工夫について考えていただけると幸いです。

※東芝の非常用ラジオ「TY-JKR5」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 外観とその機能について
その2 コンデンサー充電についての覚え書き
その3 機種比較1 TY-JR10からの進化点
その4 機種比較2 KOBAN ECO-5との比較
その5 その5 まとめと今後への期待
その6 常時持ち出し時の電池問題
その7 ライトをランタン風に使うためのグッズ


カテゴリー: ラジオ | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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