PlayStation Vitaの発売日発表

 ソニーの新しい携帯ゲーム機、PlayStation Vitaが2011年12月17日に発売になるとの発表がありました。価格は無線LAN接続のみのタイプが24,980円、3Gと無線LAN両対応のタイプが29,980円と両者の価格差は5,000円となっています。

 いまだ概要をつかんではいないものの、3GはNTTdocomoのものになるそうで、ドコモのSIMカードをそのまま使えるほか、専用に売られるのはプリペイド式のカードということで、安いもので20時間980円という形で下りが最大128kbps、上りは最大64kbpsというものを新たに販売するそうです(契約時には別に契約事務手数料がかかるらしいです)。料金とスピードを総合的に判断すると、イオンの月980円AタイプのSIMと限りなく近いことがわかります。逆におもちゃ屋さんや家電量販店でこのタイプのSIMを販売するなら、PlayStation Vitaがなくてもドコモのスマートホォンに差したら普通に使えるのかなど、いろいろ興味深いものがあります。全国のどのくらいの範囲で売られるかはわかりませんが、もしPlayStation Vita用のSIMカードをドコモのスマートフォンで使えるということになれば、旅行先での通信手段として現地調達も可能かも知れません。

 今のところキーボードなどパソコン用の周辺機器ををBluetoothを利用して繋ぐことはできないみたいなのは残念ではありますが、10月15日から予約販売される3Gモデルには100時間使えるプリペイドカード(販売価格4,980円のもの)が同梱されるということで、とりあえず3G網に繋いだら何ができるのかじっくりと試すことができそうです。

 私の場合、ゲーム機として使うというよりも、スマートフォンのように使えれば面白いと思っているのですが、その点ではFacebookや、foursquare、Skype、Twitterの専用アプリを無償ダウンロードできるとのことで、文字入力がどんな風になるのか次第に明らかになっていくスペックを吟味しながら予約するかどうか決めようかと思っています。

 個人的には進化したカーナビソフトが出ることがわかればそれはそれでいいと思っているのですが、できればカメラが表裏にあるということで、ドライブレコーダー機能が付いたカーナビソフトの登場を期待したいところです。3Gなしかありかを選択する場合、予算が許せば3G付きの方がいいような気もしますが、すでにあるスマートフォンでテザリングができるならあえて3Gは使わなくても大丈夫です。しかし、ゲーム機の販売価格は小売店が劇的に下げることはほぼ考えられないので、5千円の差なら私は3G付の方を選んでしまうでしょう。

 どちらにしてもこれだけ魅力的な端末の登場によって、イオンの月980円の下り最大100kbpsのプランは一部のマニア以外にも注目が集まることは必然となるでしょう。そうなると、私の周辺でもなかなか手に入らなくなってしまうかも知れませんし、ユーザーが増加することでスピードの低下が目に見えてくるのではないかという心配も出てきてしまいます。ただ、端末が出てみないと本当にイオンのSIMがうまく使えるのかどうかはわかりませんし、来月半ばの予約開始時までにこうした疑問を解決するための情報収集が必要になってきそうです。PlayStation Vitaのインターネット端末としての評価も気になるところですが、とにかく新しい動きがあったらできるだけここでも紹介させていただきたいと思っています。スマートフォンは欲しいけど通信代が高いので躊躇している方も選択肢の一つとして検討してみても面白いかも知れません。

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