Panasonic充電器セット K-KJ53MCC40(充電器BQ-CC53)使用レポート

先日のブログで購入を考えた単三や単四のニッケル水素電池「エネループ」の充電用にと考えていた充電器を購入しました。現在、エネループを販売しているパナソニックの出している中で、急速充電ではない普通充電の行なえるBQ-CC53という充電器と単三エネルーブ4本とのセットK-KJ53MCC40を注文し、先日自宅に到着しました。

ネット上では高速充電ができ、さらに電池の診断機能があるBQ-CC55の人気が高いわけですが、この電池の診断機能というのは実際のところどうなのかと正直思うところがあります。というのも、ニッケル水素電池を充電するというのは電池内部で化学反応を行なうことになるので回数を繰り返すうちに劣化したり、放電しすぎて反応がなくなったりして充電しなくなる事があることは十分理解しつつも、充電器を変えて充電することによって充電できるようになったり普通の充電器でも充電できるように回復したりする場合があります。

それはあたかも、急速充電の仕組みに耐えられないものの、普通の充電器で時間を掛けて充電したり、電池の状況に応じて最適な充電をしてあげれば多少性能は落ちるものの、使う機器によっては十分に使えるのに「使えない」という烙印を押されるようなもので、エコだからアルカリ乾電池でなくニッケル水素電池を使っているという事に逆行するようにも思えます。そういう意味で今回はあえて急速充電器のBQ-CC55ではなく、普通充電を行ない電池の診断機能のないBQ-CC53の方を購入することにしたのです。

この充電器は電池を入れると緑のLEDが点滅した後に点灯に変わると充電が開始されます。点滅が止まらないような場合はこの充電器では充電できない電池ということで、これはこれで電池の状態を分類してくれています。ちなみに、そうしてはじかれた電池については、以前購入した「スーパーチャージャー」という電池の状態を分析した上、必要ならば放電をしてから電池に優しい充電をしてくれる充電器で一本ずつ充電すれば(複数まとめての充電だとうまくいかないのでこの充電機はいわゆるダメ電池専用として現在使っています)何とかその電池のポテンシャルを引き出す形で充電することができます。

電池は一本ずつ個別に充電されるので、写真のように同じ状態で使っていた電池を一度に入れても充電終わりでLEDが消えるタイミングに差が出てきます。そうした電池容量のバラツキを目で見られるというのはそれだけでも有難いと思えます。今後は私のメインと充電器として活躍してくれるのではないかと思います。

ただ、普通充電器とはいっても昔の充電器と違って充電完了までの時間が早くなっていることと関係があるのか、そこそこ電池や充電器自体が使い続けているうちに熱くなってしまうこともあります。電池が触れないほどには熱くはなりませんでしたが、充電時間の早さはその分電池の寿命を縮めるということもあると思いつつ、妥協して使う必要はあるでしょう。きめ細やかな充電にこだわればこだわるほど、充電器の前につきっきりになったり、時間がかかったりするので、私も先述の「スーパーチャージャー」を使うのはこの充電器でも充電できない電池を何とかして復活させる時だけに限定するようにします。そうしないと電池を使うことが目的ではなくて電池をコレクションのように買いあさって充電することが趣味のようになってしまいます(^^;)。

かつては単三電池を使っていたデジカメが多かったため、趣味が単三電池の充電というような状況になりかけましたが、今回の新充電器の購入で、そこまで充電にのめり込むことのないように気を付けたいと思います。


カテゴリー: 充電池活用法 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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