Panasonic ELUGA power P-07D その3 ドコモのアプリを無効化して電池節約

 メインのスマートフォンとして、設定事項はほとんどし終えたのですが、それでもバッテリー消費に影響がありそうな挙動が心配な私のP-07Dです。中でも気になったのは、アプリを起動していないのに定期的にGPSマークがメニュー画面の左上に出てしまうことでした。多少ではありますがGPSが現在地を探しに行っているという事は、その分電力を消費してしまうという事になるのでこの原因を探ってみることにしました。

 本体の設定などを見てみましたが、メニュー画面をタップしてもGPS自体の設定が出るばかりで、これでは最初からGPSを切っておくしかないかなと思っていたのですが、いろいろ調べているうちに目を付けたのが、ドコモのプリインストールされている「オートGPS」というアプリでした。

 このアプリはドコモと契約が必要になる「iコンシェル」と、「ドコモ地図ナビ」において常に現在地ををつかまえておけばさらに便利になるというコンセプトのもとでインストールされたものらしいので、ドコモと契約したSIMを使っていない場合は単に現在地を常に拾って電池持ちを悪くするだけのアプリではないかと思えます。

 MVNO使用の場合、ドコモ契約をしていないSIMカードでもアプリ「しゃべってコンシェル」は使えますので、このアプリを使って現在地データを利用してすぐに検索したいという場合にはいいようですが、検索する前に手動でGPSによる現在地を測定することもできますので、あえてこのアプリを有効にする必要はないと判断しました。

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 ドコモが提供するアプリの中にはユーザーがアンインストールできないものも多く、このアプリもアンインストールできませんが、上の画像のようにアプリの無効化がアプリの設定画面でできますので、あえて使いようのないドコモ関連のアプリはまとめて無効化してあります。電池持ちの点でもう一つ言われているのが「ドコモ電話帳」もありますので、使っていないのなら同じように無効化しておくのが無難です。ただ私の場合、このままだとなぜかGPSが勝手に起動する状況が続いてしまっていたのて、一旦電源を切って入れ直したところ、しばらくは勝手にGPSが現在地を特定するような挙動はなくなりました。オートGPSを無効化しても、カーナビやマップなどGPSを利用するアプリを起動した後に同じように勝手にGPSが起動することも起こるのですが、この時にも電源を入れ直すことでその後は勝手にGPSが起動するようなことは起こらず、一応は対応できているようです。できれば、こうした不具合が起きた時のために一発で再起動できるようになればいいのにと思うのですが、これは本体の仕様なので仕方ないですね。また、GPSを起動させる挙動については、スマートフォンのに入れているアプリの組み合わせなど、環境によって違ってくるかも知れませんので、私と同じようにやってもダメな場合はあるかも知れません。その場合は普段はGPS機能自体を切っておくという選択をしなければならなくなる場合もあるという事はご理解いただければと思います。

 あくまで私の場合ですが、この他に必要のないアプリをタスクキラーを使ってできるだけ終了させるような設定と組み合わせることによって、データ通信およびWi-Fi、GPSを入れたままの状態でもメールの確認ぐらいにしか使わないなら、16時間くらい充電しなくても電池残量は70パーセント前後をキープしているので、これで十分満足しています。これなら多少スマートフォンを使い続けることはあっても何とか電池を持たせることも可能かと思います。最新のドコモのスマートフォンの発表が先日あったばかりですが、メーカーの方で長時間充電なしでも使えるという大容量電池を搭載したスマートフォンであっても、画面照度を最大にして、常にアプリがGPS通信をしている状況でどのくらい電池が持つのかやはり不安なところはあります。スマートフォンを本格的に使いたい場合には外付バッテリーの用意だけではなく、本体の設定で電池の使用量を抑える方法についても考えるべきでしょう。


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