「PaN」サービスで手ぶらで記念写真

NTTcomとパナソニックが立ち上げた現在試験サービスとして行なわれている、特定の施設内で利用できる施設に設置されたカメラで記念写真を撮ってクラウド上から利用できる「PaN」というサービスがあります。

https://pan.ntt.com/business/

上のサイトを見ると、まだ限られた場所での限定サービスですが、このサービスは普通の自撮りでは撮れない高い場所からの撮影や、スマホ内カメラのクオリティをはるかに超えたカメラで撮影することができるというメリットがあります。

最近の報道ではこのサービスを利用できる専用カメラを設置する場所を今後飛躍的に増やすそうで、2019年から本格的な運用を行ない、2020年までには全国500ヶ所にカメラを設置することを目指しているということです。
現在の試験サービスと違い、事前に自分あるいは家族の顔写真を登録することによって人工知能を搭載した専用カメラが自動で顔を登録した人を探し出してベストショットを撮影するようにするのだそうです。撮影したデータはクラウドに保存され、スマホやパソコンから利用できるようですが、その場合の料金などについてはまだ発表がないので明らかではありませんが、コンビニのマルチコピー機からプリントできれば出掛ける場所によっては集合写真などについてはこのカメラで済んでしまい、本当にデジカメがいらなくなってしまう可能性もあります。

自撮りの場合なかなかうまく撮れないと思っている方にとっては、まさにこうした専用カメラでの記念写真専用のサービスというのは面白いかも知れません。一人旅の場合にこのサービスを使ってクラウド上に自分がその場所を訪れた記念の写真を残すことによって、例えばその様子を電子郵便にしてすぐに出せるとか、そんなサービスがあれば国内だけでなく海外から日本にやって来る観光客にとっても興味深いサービスに進化していく可能性があります。

街頭のカメラというと、監視カメラの存在くらいしか感じることはなく、今の世の中ではどこにでもある監視カメラの存在に息が詰まるように感じている方もいるかも知れません。ただ、このように一般の人にも記録を残していつでも利用できるものとしての街頭にあるカメラというのは、料金がいくらかかるかにもよりますが、使えるものなら使ってやろうと考える方も私を含めて考える人はいるのではないかと思われます。ネットを使って操作するライブカメラのようなものはありましたが、将来専用のカメラがあちこちに設置される中で使える場所が増えてきたら、ちょっと登録して使ってみるのも面白いかも知れないので、今後の情報にも気を付けながら旅先で使えるように情報収集は行なっていき、改めてここで紹介できるようになればいいと思っています。


カテゴリー: 旅行・交通関連ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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