OneDriveの無料容量縮小の影響

 先日のエントリーでAndroidアプリでマイクロソフトが提供しているクラウドストレージサービス「OneDrive」を使う場合、Microsoft Officeでないとファイルが開かないという問題があることを紹介しましたが、先日になってさらにびっくりするニュースが入ってきました。

 現状でOneDriveの無料プランでは15GBの容量を使えるようになっているのですが、それが近いうちに5GBの提供に留まることになるそうです。実は私がOneDriveを使うようになったのは、競合するサービスであるDropBoxの無料容量が5GBだったため多く使えるOneDriveを使おうかと移ってきたので、それならまたメインのクラウドストレージサービスをDropBoxにしようかなと思えてきてしまいます。

 私の場合はキャンペーンでカメラロールのボーナス分でもう15GB使えるようになっているのですが、これだって怪しいものです。いったいマイクロソフトは何を考えているのかちょっとわからないですね。

 現在はWindows8.1や10で使うIDがあるので、OneDriveも使った方がいいのかなと思っていたところもあったのですが、今このブログの文章を作るのにはWordではなくテキストエディタを使い、日本語変換ソフトもGoogle日本語入力を使っているなど、マイクロソフトの提供するものは徐々に使用頻度が減ってきています。何しろ今の日本語入力をスムーズにする特殊な日本語入力システムが動くのがWindowsしかないというところでのみWindowsのパソコンに固執しているだけなので、Windowsに乗っているGoogle日本語入力の設定項目がChromebookやアンドロイドタブレットの上で動くようになれは、メインマシンはWindowsではなくなる可能性すらあります。

 現在、古いWindows7のパソコンを使っていることもあって、電源を入れた後に作業できる状態になるまで結構な時間待たされるのがストレスで、一緒に使っているChormebookの起動と作業できるまでの時間の早さにびっくりします。Windows10もまだそこまで普及はしていないようですし、知り合いに聞くと仕事で使っているシステムの関係でまだWindows10にバージョンアップすることができないという人が結構いるという話も聞いています。

 OneDriveの無料容量が少なくなるということは大したニュースではないかも知れませんが、これが引き金になってマイクロソフトの心象が悪くなれば、ドイツのフォルクスワーゲンの例を見てもわかる通り、会社の業績にも意外な影響が出てくるかも知れません。マイクロソフトのOSを使ったパソコンは常にセキュリティ上の穴を塞ぐ必要もあるので、また古いOSを切り捨てて新しいOSに乗り換えさせるのではないかという不安も出てくるでしょう。とりあえず、OneDriveの無料プランを目一杯使っている方は、5GB以上入っている分を徐々に別の保管場所に移す準備はしていた方がいいでしょう。


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