沖縄のとんでもない暑さを冷やすには氷がいい

テレビの天気予報では最高気温の比較から沖縄より暑いような感じで報道する場合が私が見た限りではあるのですが、改めてこの季節に沖縄に来てみると、地元の静岡とは比べものにならないくらいの日差しの強さを感じます。当然、これから本州でも暑くはなるのですが、これから梅雨の時期を挟んで体が慣れていくようになると思うものの、旅行で一気に移動すると体にはかなりこたえます。

個人的には暑い日には脱水症状にならないように、水分補給を心掛けているものの、今回の沖縄行きでは体がほてってくるのが自分でもわかってきたので、到着初日からいわゆる「氷菓」のお世話になりました。いつもはコンビニやスーパーのアイスで気分転換するのですが沖縄をはじめとする九州各地には袋入りのかき氷というものがあり、ガリガリ君より安く購入できたので、物は試しと購入してみました。

私自身はこのような袋入りのかき氷を食べるのは初めてだったのですが、それこそガリガリ君のように氷が固くなるのではなく、かなりふわっとしています。ネットの口コミを見ると、自宅に持って帰って牛乳を入れて食べると更においしいという事ですが、袋をそのままかじって体を冷やすだけでも十分にそのおいしさを感じることができました。このタイプのかき氷は沖縄の方だけでなく九州地方で売られていて(このパッケージも製造元は佐賀県でした)、純粋に夏にどこでもこのかき氷が売っている環境がうらやましくあります。

また、早めの夕食の後で那覇の国際通りを歩いていて、また体の中から熱くなってきてしまったので、ド派手な入口に誘われるように入ったアイスと氷を扱っているお店に入りました。ここは国際通りから外れた昔の映画館があったという「沖映通り」沿いでした。私が沖映通りに向かったのは、実はこの通りにあるという、少し前にテレビで見たタレントの石田純一さんが出した盛岡冷麺のお店があり、専門の経営コンサルタントからかなり辛辣なダメ出しをされていたので、そのアドバイスを受けてどう変わったのか興味があったのです。その辺は野次馬根性を出して見に行ったのですが、店の外観はテレビで見た時のままで、お店の前に来ても何を売っているお店なのかがわからない外の様子はそのままでした。

これはあくまで個人的な意見ですが、盛岡冷麺を出すお店と小さな字で入口のところに書いてあるものの、少なくとも何をメインにしたお店なのか誰が見てもわからないと、私のような事前の知識がない人はとても入れないのではないかと思います。テレビではかなり素直にコンサルタントの意見を聞いていたような感じだったのですが、やはりタレントさんには自分の能力でお店を盛り上げたいというプライドがあるのかも知れませんね。

さて、この誰が見ても氷を売っていることがわかるお店に入って頼んだのが写真のマンゴーのかき氷です。マンゴージュースをそのまま固めたものをふわふわにした台湾モードの商品は高かったのですが、これはあくまで普通の氷をかき氷にしてその上からマンゴーシロップをかけたものです。びっくりしたのがかなりボリュームがあるのに250円というリーズナブルな価格で、時間をかけて氷を削り、頭がキーンとすることないきめ細やかな氷だったのも好感が持てました。

沖縄では「ぜんざい」というと温かいものではなく氷に豆の入ったあずきを掛けたものを指すということもあり、日常的に氷をいただく文化というものが根づいているようで、探せばもっと興味深くリーズナブルな「氷菓」があるのではないかと思います。私自身も氷でも食べなければやっていられないという必要性を感じて氷をいただきましたが、今後沖縄へ旅行を計画されている方についても、ある意味沖縄の方が暑い中で涼を取るための氷について、ご自身のお気に入りを探してみるのもいいのではないでしょうか。


カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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