小田原~新宿ルート 土日祝日と平日との違い

先日車中泊ありの東京行きの一つの方法として、小田原から西にお住まいの方に役立つかもしれない車で小田原駅周辺に駐車して小田急で新宿から東京方面に行くというパターンをレポートしましたが、今回図らずも平日に東京駅近くに用ができてしまったので、同じ経路をたどって今回は日帰りで行ってきました。ただ、ちょっと勝手が違ったところもありましたので、今回はそんな事も含めて紹介しようと思います。

前回は土曜日の出発で銀座で午後2時からという予定の元出発しました。今回も時間的には同じようなものだったので、だいたい小田原駅10時くらいに到着してそこから電車と言う風に考えていました。カーナビで調べると高速道路を使わない場合でも所要時間はおよそ2時間といったところですが、途中の渋滞は平日の方が発生する可能性もありますし、休憩の時間も考慮するとおよそ3時間とみて、午前7時に出発ということになりました。

案の定沼津近辺でかなり込み合ったこともあって、見立て通り休憩をして3時間くらいというのが正確な時間配分だったと思います。ただ、小田原市街地に付いてからあてが外れることがありました。

というのもすでにおわかりの方もいるかと思いますが、前回午前10時前には余裕で停められた一日500円の駐車場は見事にすべてふさがっていました。ここで問題になったのはその他の駐車場については全く考えていなかったことで、駅周辺をぐるぐる回りながら、一日定額の駐車場を探すもののなかなか見つかりません。やはりみなさん同じ事を考えているようで、一日600円という駐車場の看板が見えたのでそこに入ったら、この料金は駐車場の番号によって料金が変わっていまして、すでに1日600円の区画には車が停まってしまっていました。ただ幸いだったのは他の区画でも1日800円だったことで、何とか駐車場に車をスムーズに停めることができました。

この金額はそれでも安い方で、もう少し駅に近づくと1日900円とか1000円とかの駐車場もありました。ただ、看板だけ見ると5時間限定の料金だったり12時間打ち切りでその値段だったりするので、やはり事前に調べておくことが必要であるとしみじみ感じました。ただ、平日でも入庫から24時間の料金が500円→600円→800円→900円の4つくらいのプランを調べておけば午前中の利用なら何とかなるような気がします。

そうして小田原駅に向かったのですが、実は今回の小田急の乗車券はなにしろ東京に行くこと自体が急でしたし、しかも今出ている小田急の株主回数券は期限が今月末までのものということで、静岡の金券ショップではことごとく「予定数終了で売り切れ」扱いになってしまってました。ただ、静岡の金券ショップではこの回数券はあまりで回っていないからかそんなに安くは買えませんので(700円台くらい)、別にモバイルSuicaに乗車券分のお金をチャージして使えばいいと思って出発前にSuicaにチャージしていたのですが、小田原駅前にあった金券ショップの券売機には株主優待券のセットが大量にあり、片道に使う回数券一枚が550円で売っていたのには正直びっくりしました。

ごらんのように、小田原から新宿まで行く場合、乗車券は880円するのに(現金で購入した場合)、片道だけで330円も安く行け、ロマンスカーにも特急券を買い足すだけで使えるのですからもちろん往復分を買いました。Suicaにチャージしたのはいつかまた使う危害があるだろうということで、今回はそのまま残すことにしました。もし静岡の金券ショップで回数券を購入できていたら逆に悔やんだでしょうが、今回は小田原での駐車料金の差額を乗車券片道分だけで一部カバーできたという事になりました。

行きはすぐに急行が出発するところだったのでロマンスカーには乗りませんでしたが、帰りは用事が終わったときには何とかロマンスカーが動いているようだったので新宿の券売機で特急券(890円)だけを購入し、小田原までの車中1時間あまりを満喫しました。というか、このブログの最初からの文章はロマンスカーの中で書いています。さすがにクロスシートの急行列車の中ではスマホを使うくらいしかできないので、時間をうまく使うためにはどちらか一方ではロマンスカーを使いたいものです。

小田原からの帰り道を紹介する前に大切なことが一つあります。今回の私の場合、停めようと思っていた駐車場が満車だったので適当に見つけたところに停めたのですが、車を離れる前にきちんと場所の把握をしておかないと、それこそ自分がどこの駐車場に車を停めたのかわからなくなってしまうことも起こりかねません。

地図が読めずいつもカーナビアプリのお世話になっている方は、駅に向かう前に駐車場の位置を地図アプリ上でマークするなどしておきましょう。不幸にもガラケーしか持っていないような方は、少なくとも駐車場の看板にある連絡先や、駐車場から自分が歩いてきた道のりを写真に収めるなどして、車を停めた場所をたどれるようにしましょう。よほどの土地勘がある人なら別ですが、明るいうちに出発して日が暮れたら町は全く違う様子になってしまいますので、町名表示や信号に出ている交差点の名前などをメモにとっておくことも有効です。こうしたことは、車を停めて観光地を回るときにも役に立ちます。どうしても不安な方は、駐車場付近に町の地図があればもらうなり看板を写真に撮っておくなりして、自分の車の存在を常に明らかにした上で動くように心がけてください。

こうして無事に小田原の駐車場に置いた車まで戻り、そのまま帰宅の途についたわけですが、最近のガソリンが高いことを差し引いても、東京までずっと高速にのって車で行くよりも楽に行け、なおかつお金もかからない手段として、たとえ駐車場代が800円とか900円であっても十分安く行けて満足です。もっと早くに出て、行きの途中に箱根で少々の観光をしてもよかったかなと思いましたが、出かけた日は箱根近辺はひどい霧の天候だったので、こちらの方も結果オーライだったと思います。

今回の私のように、小田原への到着時間がそれなりに読める方は高速料金を通しで払って東京に行くよりも、乗車券と特急券、そして駐車代を払って気分を変えつつ往復できればその方が楽しいと思います。ただその前に、小田原駅周辺の駐車場事情に精通された上での出発をおすすめいたします。


カテゴリー: 地域情報・イベント | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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