コーヒーを飲むとき、幼少の頃はミルクや砂糖をこれでもかと入れまくっていました。大学へ上がり下宿へ入り、たまたま同じ下宿にコーヒーが好きな先輩がいて、しばしば下宿の中でコーヒータイムとなりました。その先輩の主義というのはコーヒーはブラックでないと味がわからないということで、こちらにも無理やりブラックコーヒーを強要されたのですが(^^;)、そのおかげで胃を壊さない程度に楽しむコーヒーでは、もっぱらブラック党になってしまいました。
ブラックコーヒーというのは砂糖やミルクの入れすぎによるカロリー過多にならないというメリットだけでなく、コーヒーだけで余分なゴミを出さず、後片付けも簡単というメリットがあります。最近はもっぱらインスタントコーヒーが中心になってしまいましたが、ここのところのインスタントコーヒーの味もそれほど悪いとは思えず、旅とインスタントコーヒーの相性も抜群とくれば、それ用の容器を用意して持ち出したくなるものです。そこで、今回は私が使っている容器を紹介します。
写真のナルゲンボトルは登山用としても定評のあるもので、抜群の性能を誇ります。大きさによってさまざまな種類がありますが、インスタントコーヒーを気軽に飲むためにはどれくらいのサイズがいいかいろいろ考えた末、長方形の125mlタイプにしました。
商品名では広口となっていますが、直径は2cmとそれほど大きくありません。あまり口径が大きい場合、インスタントコーヒーをカップに直接入れようとすると、一気にこぼれるように出てしまうという失敗がありますが、これならそういうことはありません。容量的にもティースプーンで約30杯ほど入れることができるので、1~2名の旅ならこれくらいのもので十分だと思います。サイズ的にも手のひらに入る程度の大きさなので荷物になりません。
現在はこうして詰めたものを冷蔵庫に入れ、日常コーヒーを飲む際にもこのボトルから直接カップに入れています。カップに適量インスタントコーヒーを入れ、少々のお湯で溶かしてからお湯を入れるようにすればかき混ぜるスプーンもいりません。先日紹介した「タイガーステンレスボトル SAHARA SLIM MSC-B035 XF」とsnow peakのチタンシングルマグ220を合わせたものとの相性は抜群です。写真のようにいつでもすぐにコーヒーが飲めるようになりました。
ナルゲンのボトルは他にもさまざまな種類があり、それほど高くはないのでさまざまな液体や調味料を旅に持って行きたいなどの希望がある場合は登山用品店などで実物を見ながら検討されるのがいいだろうと思います。