車での温泉めぐりには「ケロリン桶」より「イエローハット桶」

先日所用でカー用品店巡りをしていて、その中の一つ全国チェーンのイエローハットに立ち寄ったのですが、店内を見回したところふとお店の隅にあった、店名ロゴの入った商品群に目が止まりました。お店の名前に「イエロー」とあるので黄色のグッズが沢山あったのですが、その中で一気に惹きつけられたのが大人用のオリジナル風呂桶でした。

一目見てこの色とサイズは全国の銭湯や温泉場に置いてある「ケロリン」の名が入った宣伝用の「ケロリン桶」と同じではないかと思い、さらに嬉しいことにケロリン桶と比べるとばかに安い税抜498円で売っていたので即購入してきました。大きさの方はやはりというか、ケロリン桶(関東サイズ)と同じで、質感も十分な頑丈そうな風呂桶になっています。

そして、重ねての収納も写真のように問題なくできるので、このイエローハットの風呂桶は相当ケロリン桶を意識して作られている事がわかります。色はケロリン桶よりも少し濃い感じではあるものの、これは全くケロリン桶と同じものかと思ってしまったほどです。

ただ、商品説明のところを見ると「MADE IN CHINA」となっていますので、ケロリン桶と全く同じものではないようです。ただ2つの桶を自分なりに比べてみたところでの判断ではありますが、十分に耐久性のありそうな風呂桶であるということは疑う余地がないようにも思います。

また、詳しく両者の桶を見ると少々の違いも発見しました。桶の裏にある筋がケロリン桶(比較用ということで私の持っているケロリン桶の中で一番新しい、「銀河英雄伝説」とのコラボ品と並べています)の方は3本の筋があるに対して、イエローハット桶にはその倍の6本入っていて、単純に考えるとイエローハット桶の方が強度があるのではとも思えたりもします。実際のところどうなのかは、これから車での温泉めぐり旅に持って行く中で確かめたいと思っています。

このイエローハット桶が温泉めぐりに最適だと個人的に思うわけというのは、同じ用途でケロリン桶を温泉や銭湯の洗い場にお風呂セットとともに持ち込んだ場合、もしそこにある湯桶が全てケロリン桶だったら、事情を知らない人からしてみると中の桶を黙って持って帰るように誤解されてしまう可能性があると思うからです。

私の持っているケロリン桶は長年使っているためかいい具合に色落ちがしているので、もし同じくらい使っているケロリン桶がたくさんある風呂場に持ち込んだ場合、自分でさえどれが自分のものなのかわからなくなってしまうかも知れません。ですから、お風呂場からケロリン桶を持ち出し、その中にお風呂セットを入れて外に出ようとしたところで止められる可能性は0ではありません。

ですから、そうしたトラブルを現地で起こさないためにも、ケロリン桶の耐久性といい味を持ちながら、決してケロリン桶でないと主張して明らかに違うとわかる桶というのは、特に車で様々な温泉地の公衆浴場めぐりをしたいと思った時には、ぜひ手に入れたいと常々思っていたのです。

過去にはケロリン桶を今でも購入することのできる東急ハンズでは、恐らく同じ日本の会社で作られたと思われる底に赤の温泉マークの入った白い桶が併売されていて、私のニーズにはぴったりの品だったのですが、欲しいと思った時には店頭から消えていて入手も不可能になってしまっていました。今回色も同じで底にプリントされた柄と文字が全く違うイエローハット桶を入手できたことで、堂々とケロリン桶だらけの公衆浴場にも持って入ったり出たりできるようになり、さらにネタとしても面白いということで、私にとっては言うことのない買い物になって大変満足しています。

この桶は全国のイエローハットに置いてあるかはわかりませんが、ネット通販では購入が可能なようです。紹介したようにその大きさはケロリン桶の関東サイズ(関西サイズは小さいサイズ)と同じです。風呂桶はお風呂の時だけ使うものでもなく、雨の時に傘からしたたり落ちる水を集めたり、キャンプでは水の汲み置きに使ったり、食事の後に食べ終わった食器を浸けておくために使ったり、暑い日に車中泊をする際に車全体に水を掛けるバケツ代わりに使うなど、アイデア次第でいくらでも使えます。複数購入しても重ねて収納できますので、家族の人数分揃えるというのもいいかも知れません。

イエローハットオリジナル風呂桶


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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