iPhoneとも連携できる CASIO G-SHOCK GB-5600AA GB-6900AA

 スマートフォンと連携できるアクセサリはいろいろありますが、常に体に身に付けておけるものとスマートフォンが連携できれば安心する方も結構いるのではないでしょうか。以前にこのブログでbluetooth4.0を利用したスマートフォンと連携するカシオの腕時計の話をさせていただいたことがありました。しかし、大きな期待とともに発売された製品はいまいち盛り上がりませんでした。というのも、製造自体がタイで行なわれていて以前のタイの大洪水の影響で製造が止まってしまったことにより早々に生産が停止されてしまったということもあるのですが、一番のネックがカシオとNECが出しているスマートフォンおよびタブレット端末しかbluetooth4.0を搭載しておらず、他のメーカーの売れ筋のスマートフォンでは連携できないところにあったような気がします。

 特に前機種についてのネット上の口コミにおいて、早合点してiPhoneでも使えると思い込んで購入した方が怒りのコメントを書かれているのを見たのですが、「スマートフォン=iPhone」という認識では使えると思い込んで購入してしまうのも仕方ない気もして、ちょっと同情します。そういった不満を吸い上げる形で、アンドロイドこそ自社のスマートフォンしか対応機種に入っていませんが、今回は遂にiPhoneにも対応したということで、より多くの人たちが使えるようにリニューアルされたという印象がありますね。

 他にもあるパソコンやスマートフォンと連携できる時計との違いは、何といっても消費電力が少なく、CR2032という100円ショップでも売っているボタン電池でカタログ値で約2年動くというメンテナンスのしやすさがあります。ただし、自分で電池交換する場合は20気圧防水の機能が損なわれる可能性があるので、自分で電池交換をした場合にその後の使用には注意は必要ですが。

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 今のところ使えるiPhoneは4S(iOS5.1.1)ということらしいですが、対応機種およびOSについての内容は時間の経過とともに変わっていくことが予想されますので、興味のある方はメーカーのサイトなどでチェックをされるといいかと思います。型番が2つありますが、5600AAが角型、6900AAが丸型になっていて、色も選べるとのことなので好みのものを選べばいいでしょう。

 車の旅でずっとハンドルを握っていると、メールの着信はおろか電話の着信すら気がつかない場合もあるかも知れません。そんな時、手元ですぐにスマートフォンの状況を確認できるというのは便利です。また、この時計自体には時刻修正機能はないものの、スマートフォンの時計の状態を取り込む形で時刻修正ができるようになっています。すでにG-SHOCKを使っている方なら全く違和感なく乗り換えられますし、今まであまりG-SHOCKを使ったことがないような方でも休日のお出掛け用としてはそれほど違和感は感じないのではないでしょうか。価格も、メーカーのモニター販売の価格から類推するに、おそらく実売で1万5千円程度ではないかと思います。さしあたって対応するスマートフォンを持っていないような場合でも、G-SHOCKとしての特徴である耐衝撃性能はそのまま受け継いでいますので、普通に使えると思います。アンドロイドのスマートフォンを持っている方については、メジャーな機種で動かない不満な点はあるかと思いますが、それはbluetooth4.0に対応する機種が出てくれば解決することなので、そうした動きにも注目しておきたいですね。


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