元祖島ぞうりを買って海へ

今回、わざわざ波照間島まで行くというのに持って行くのを忘れたものがあります。それが、ビーチを楽しむ際に必需品となる「ビーチサンダル」なのですね。ただ、そうした場合でも心配はいりません。さすがに島内に100円ショップはありませんが、島の売店では「島ぞうり」と言われるサンダルが安い値段で売っています。

この「元祖島ぞうり」という名前の付いたビーチサンダルは売店で税込480円でした。島内を回って泳がないまでも海に入ったりビーチで一息ついたりする場合にはスニーカーではどうしようもありません。ただ、全ての外出に島ぞうりをはいていくとひどい目に遭います。というのも、島の岩礁はサンゴが長い年月をかけて岩になったもので、素足ではもちろん、サンダル履きでは足を切ってしまう恐れがあります。ここはあくまで二種類の履物を持って行き、安全が確認できないような場所ではかかとのある運動靴を履き、ビーチまでやってきたところで島ぞうりに履き替えるのがいいでしょう。

波照間島の中で特に美しく、そして駐車場や無料シャワー、トイレなどの設備も充実しているのは「ニシ浜」でしょう。島に上陸してレンタカーを借り、島内を巡っていて一番観光地らしかったのがこのビーチで、遠浅の海なのでシュノーケリングをされている方々がちらほら見受けられました。サンゴ礁やそこに集まる熱帯魚をダイビングをしないで見ることができるこの浜は、間違いなくこの島一番のスポットだと言えます。ただし、シュノーケリングを楽しむにはそれなりの準備が必要で、干潮時にはかなり潮が引くので尖ったサンゴで体のあちこちを傷つけないように専用のマリンブーツや(島ぞうりでは危険)マリングローブ、ウェットスーツまで用意して行なえば潮の満ち引きに関係なく楽しむことができるでしょう。

ちなみに、私達はそこまでの用意はしてきませんでしたので波打ち際で絶景の海岸を楽しむ程度しかできなかったのですが、やはり島に行ったら海の雰囲気を楽しむためにもサンダルは必需品です。今回の私のように持って来るのを忘れても島の売店で購入することができますので、まずは島ぞうりを用意して散策に出掛けるようにすればさらに島を楽しむことができるようになるでしょう。


カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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