G’zOne TYPE-X 導入レポート1

 何とか無事に審査をクリアしたようで、手元にG’zOne TYPE-Xがやってきました。ごついサイズの割には小さな箱という印象でしたが、やはり手に持った印象は大きかったです(^^;)。

 前の携帯電話からBluetooth経由で電話帳を移し、おサイフケータイの情報も移行を完了しました。元が携帯電話なだけに、カスタマイズして使うことはそんなにないのですが、この携帯電話は防水だけでなく耐衝撃機能も有しているので災害対策用としては十分に役に立ち、そのためのちょっとの工夫があれば、さらにいざという時に役立つと思います。

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 この携帯電話だけではないのですが、待ち受け画面の一番下に、さまざまな機能を直接呼び出せる「待受ショートカット」の機能があります。最大10個までの機能が登録できるようになっていて、十字キーを下にクリックすることで最初に登録した機能がすぐに起動します。届いた端末では「アラーム」が最初に割り当てられているのですが、これを「ライト」に変更することをおすすめします。そうすれば、画面を開いて十字キーを下に押して中央の決定キーを押すだけでライトが使えるようになります。ライトを呼び出すには、サイドキー長押しでもできるのですが、ポケットに入れていると誤ってサイドキーが押されてしまう可能性も結構あるので、設定で閉じた時のキー操作を無効にしておいた方がいいように思いますので、こちらの方法をおすすめしておきます。

 このブログではさまざまな明かり(懐中電灯・ヘッドライト・ランタンなど)を紹介してきましたが、いつどこにいてもすぐに使えるようにスタンバイできるかというとなかなか難しいものがあります。基本的に常に手元にあるもので、寝ている時に何かあったとしてもまずはすぐわかるところに置いているものとなれば、やはり携帯電話が一番のグッズではないかと思います。このライトは真っ暗な中なら部屋全体を明るく照らすだけの光量は確保しており、夜に停電になった際の逃げ道を見付けるためにも、とりあえず持っていくものがどこにあるか見付けるにも実に便利です。ただこれはあくまで携帯電話ということもあり、ライトの連続点灯時間は30秒に制限されています。まあ必要な時には何回も点灯させれは済む話なのですが、別の場所に懐中電灯やランタンが用意されているなら、このライトはその捜索のために使うようにして、本体の電池を極端に減らさないように気を付けた方がいいのではないかと思います。なお、これからこの携帯電話を購入される方は、いっしょに充電ホルダも購入されることをおすすめします。就寝時にはホルダに差した状態で枕元に置いておけば、いざという時にもあわてなくて済みます。

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 さらに、あって便利だと思うものが、正面にあるサークルディスプレイです。まるでカシオのGショックを髣髴とさせるようなデザインですが、ここに表示される情報は携帯電話を開かなくてもすぐに見ることができるので、懐中時計のようにどこでも日付と時刻が見られます。サイドキーのキーロックを外せばサイドキーの操作でタイマーやストップウォッチのような機能だけでなく、G’zOne TYPE-X特有のアプリを使った電子コンパス、温度表示、日の出日の入り、月の出月の入り、満潮干潮などのさまざまな情報を表示できますので、まさにGショックの機能を持った懐中時計のような感じですね。

 もちろんこうした機能はスマートフォンのアプリでも簡単に実現できるものばかりかも知れませんが、スマートフォンは下手をしたら一日で満充電のバッテリーが空になってしまうだけでなく、手回し発電ラジオで充電できない場合があるなど、様々な電源回りの制約があります。G’zOne TYPE-X のサークルディスプレイはバックライトを使っていませんので、少々でも明かりが取れる所でならできる限り携帯電話の電池を消費せずに必要な情報を取得できるというのも心強いものです。

 とりあえず今回はこのくらいにして、次回は別の災害対策機能について紹介させていただこうかと思っています。


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