GWのホテルはあきらめたら負け?

 車中泊を中心に国内旅行をされる方が多く口にするのは、車中泊の良さは事前に予約をしなくても出掛けられるフットワークの軽さにあるということがあると思います。かく言う私も車中泊目的の旅では宿を探したり事前に予約をすることはないのですが、車の中でとても寝られない人数で出掛ける場合には宿の心配をします。もうじき日本中が大移動をするゴールデンウィークに入りますが、さすがに有名な観光地周辺ではビジネスホテルでさえ埋まっているか、いわゆるゴールデンウィーク料金でとても手が出せない価格になってしまっていて、旅に出る事すら躊躇してしまいそうです。

 私自身の予定としては後半に何もなければ一人で車中泊の旅に出ようかなと思っているのですが、今年(2013年)のカレンダーの並びは前半と後半とそれなりに休みがかたまっているので、前半は同行者を募って車中泊でない旅をしようかなと思っているのですが、それにしても有名観光地の安いホテルは軒並み埋まっているという感じで、ネットで空室検索をしてもほとんど手応えのない状況が続いています。

 所詮ゴールデンウィークのぎりぎりになって安いホテルに泊まろうとすること自体が無理なのだと思う方もいるかも知れませんが、確かにゴールデンウィークのホテル争奪戦の第一ラウンドには乗り遅れてしまい不戦敗といった感じです。しかし、まだゴールデンウィークの宿泊については第二ラウンドがあり、ぎりぎりまで諦めない人には微笑んでくれるかも知れません。

 昨日のテレビニュースで、とある旅行代理店の方が東京都内の有名ホテルに営業に行っている様子が出てきました。ホテルが持っている客室をより多く獲得し、自社の顧客を引き込みたいためです。代理店に任された客室は、ホテルの都合でも勝手に売るわけにはいきませんから、ネットでホテルが直接運営する予約サイトで全く空室がなかったとしても、様々な旅行代理店のサイト経由なら客室が残っている可能性も0ではありません。数々の旅行代理店のサイトや、ネットの予約サイトを何回もチェックして、本当に目を付けたホテルの空室が0なのか、まずはしっかりと確認をしてみましょう。

 そうして全て調べ尽くしても空室が0だった場合、今後こそあきらめるかというと、実はまだ手があります。予約画面の下の方を見ると、実際に予約が成立した場合、もしその後にやむを得ない場合にキャンセルしなくてはならなくなった場合のキャンセル料金が書かれた部分があるはずです。インターネットをフルに使っている人の中には、同じ場所の複数のホテルをインターネット予約で抑えつつ、更にいい条件のプランがあったら乗り換えようとしている人もいるかも知れません。インターネットからの予約の場合、さすがに前日になってキャンセルしたらキャンセル料がかかると思いますが、前々日にキャンセルした場合はキャンセル料がかからない場合が多いと思います。つまり、前日や当日に改めて空室検索を行なうと、無いはずの部屋が出てくる事もあるかも知れないのですね。

 あとこれは私の経験ですが、その昔旅行を計画し、友人達と連れだってホテルを予約したものの、前日に友人の一人の子供が熱を出し、結局全員が集まれないならとホテルの予約をキャンセルした事がありました。みんなが行きたがっていたのですが、子供の調子が悪ければ旅行自体を楽しめませんので、その時はホテルにキャンセル料金を振り込みました。ゴールデンウィークの旅行というのはかなり前に予定を立てて予約も早めにしている人が多いだろうと思いますが、出発直前のトラブルというものも少なからずあるものです。そこまで直前になると、旅行代理店経由で空室を検索するよりもホテルの方で作っているサイトから直接確認した方が最新の情報が反映されやすいように思います。車中泊にホテルは無関係だと思われている方でも体調を崩されるなどの理由で、どうしても旅先でホテルを探したいと思われる場合もないことはありません。その際は決して諦めずに探して見ることを本当におすすめします。


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