購入したサーモス ステンレススリムボトル0.5L FFM-500 SBK

前回紹介した3社で出しているコップ付きボトルのうち、一番安くてさらにオールマイティに使えそうだということで、結局サーモスのFFM-500 SBKを購入しました。色については長く使っていると塗装が剥げてくることになるため、最初からシルバーの方がいいということで個人的には選びました。

FFK-500 その2

まず最初に気になったのは、フタ兼コップの容量でしたが、なみなみ入れると約150ml弱、8分目くらいで普通に飲む場合はだいたい100mlくらいで、ボトルの中味を5杯分くらいいただける勘定になります。コップの飲み口は金属になっていないので割と熱くはならず、熱湯を入れても冷ましながら何とか飲めるようにできます。

FFM-500 その3

さらにこの製品の特徴である中せんについて見ていきます。中せんはねじ込み式になっていますので、セットする時にはずれないように気を付けないと思わぬところで漏れてしまうかも知れませんが、気を付けてきちっと閉めれば問題ありません。ワンプッシュで簡単に開けることができ、注いだり飲むことができます。専用の直飲みボトルと違って鼻に当たるような感じにはなりますが、直接この口からも飲めるというのはポイントが高い点です。

今後の使い方としては旅先で購入した500mlのペットボトルの中味をこのボトルの中にそのまま入れて一気に飲むのでなくコップに移して飲んだり、熱湯を入れていって直接コーヒーやスープにして飲むことの他に、カップ麺を作るお湯として使い残った分をお茶やコーヒーにして飲むというような方法も取れます。

口径が4センチと広く、冷蔵庫で作った小さめの氷なら十分中に入るので、夏には氷をとかさないように長い時間冷たい飲み物を持ち運ぶこともできますし、飲み切ったらボトルの中に追加していけば常に冷たい飲み物を飲むことができます。

また、比較的個人で持ち歩くボトルとしては容量が大きいことから、いざという時にも意識することなく飲み水を確保でき、さらに他人に水を分けてあげるような場合でもコップからならシェアして飲むことができるというメリットもあります。水分補給という点でいうと、喉が渇いてから一気に飲むのではなく、喉が渇く前に少しずつ体に水分を入れておくことが重要だと言われています。直飲みだとつい飲み過ぎてしまう事もありますが、コップの中に注ぐことで量をコントロールできるので、夏の水分補給には最適のボトルと言えなくもありません。

サーモスのボトル全般に言えることかも知れませんが、中センのパッキンが比較的簡単な作りで、部品も安くいろんなところで買えるので、匂いの付くコーヒーを入れるような事をしていても、パッキンを交換することで長く使い続けることができるという点があります。

FFM-500についてもゴムのパッキン部分だけが「FFMパッキンセット」という交換部品として売られています。他社の場合、ゴムパッキンを含めた中センそのものを交換しなくてはいけない場合もあり、本体が安く買えるなら新しい製品を買い足した方がいいようなケースも出てきてしまっていました。

この点ではサーモス製品は維持コストが低いと言えますし、あえて新品で買った状態で予備のパッキンセットを用意しておけば、例えばコーヒーを直接入れる時のパッキンと、水やお湯を入れる際のパッキンを使い分けることで、水を入れている時にコーヒーの匂いが気にならないというような利用の仕方もできるわけです。

コンビニコーヒーの場合ラージサイズが2杯分は入りますので、別に持ち運べるコップも持って行けば、2~3人でコーヒーを頂くような場合でも十分活用できます。そう考えると購入当初はあまり考えていなかったコーヒーサーバーとしても活用できるわけで、今後の展開が楽しみになってきました。


カテゴリー: 真空断熱ボトル | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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