DTI「ServersMan SIM 3G 100」 がカード交換でLTE化

 月額490円で最大100kbpsという低速ながらドコモのデータ通信が使える「DTI「ServersMan SIM 3G 100」が、それまでの3GからLTE通信に移行することになりました。昨日メールにて案内があったのですが、今使っている契約者については、SIMカードを無償で交換するという対応になるそうです。

 既契約者には新たにLTEカードを送ることになるので、普段は手数料3,150円かかるカードの種類の変更(標準SIMとmicroSIM)および、月額150円プラスになるSMSオプションも手数料なしで変更できるとのこと。こうした変更を無料で行なうためには7月25日の午前9時59分までにネット上から申し込むことで変更可能になりますが、何もしなければ元と同じカードが発送されてくるそうです。私と同じようにすでに契約されている方にはメールが来ているのでこうした情報はすでにご存知かも知れませんが、メールをチェックしていない場合は早めにチェックして、必要に応じてカードの変更およびオプションの追加を済ませるのがいいかと思います。LTE通信でどのくらいレスポンスが上がるのかは新しいSIMカードがやってくるまでわかりませんが、もう一つ、既契約者にとっては嬉しいサービスがあります。

 というのも、LTEでどの程度スピードが変わるのか実感させるために、普段なら有料の増速クーポンが100MBお試しで付いてきます。増速オプションがカスタマイズできるようになるとのこと。特定のブラウザを選んだ時だけ高速にするようなこともできるそうです。クーポンOFFの状態でどの程度のスピードが出るのか、そして増速するとどんな感じになるのかということは到着してのお楽しみということで、改めてここでも紹介できればと思います。

 ちなみに私は、カードの種類は変更せずにSMSのオプションを追加しました。これで月々の支払いは640円になりますが、データ通信専用で通話機能を持たないSIMカードで起こるとされる「セルスタンバイ問題」(機種によってアンテナ表示が消えたり、電力消費のスピードが早くなったりする)が解消され、携帯電話なら携帯番号に向けて一通3.15円で送信でき、受信料無料のショートメールを使えるようになりました。

 SMSというのは使わない人は全く使わないとは思いますが、調べてみるとなかなか面白いものです。例えばLINEの認証のため、自分のデータ通信SIM単体に割り当てられた電話番号が使えます。この番号では通話自体ができないため、自分の携帯番号が流出してしまっても極端な話、データ通信を解約してまた入り直せばすむことです。契約はドコモなので、同じ会社であっても送信には料金がかかるのが残念ではありますが、いざという時には役に立つでしょう。この件については別に詳しく紹介させていただきたいと思います。


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