DropBox から OneDriveへの移行

 いわゆるクラウドサービスというものを普通に使うようになって、パソコンでもスマートフォンでもタブレット端末でも、さらに言うとウィンドウズでもマックでも、アンドロイドでもiOSでもどの端末からでも更新したファイルが最新のものとして使えるようになり、ある意味使う端末を選ばなくなりました。当初から使っていたのがネット上にディスクスペースを持つことができるオンラインストレージサービスのDropBoxで、これはこれで実に使いやすくてよかったのですが、今回メインに利用するオンラインストレージサービスをマイクロソフトが提供するOneDriveに移行することにしました。

 なぜ急に変える気になったかというのは、まずは単純にディスク容量の問題だったりします。無料で使えるのはDropBoxの場合3GBで、現在は約1GB使用中です。OneDriveはカメラアップロード用のスペースだけでも3GBあり、残りは15GBと十分な容量があります。今のうちに余裕のある方に変えた方がいいのではないかと思った次第です。

 そして、もう一つの大きな理由は、今まであえて購入してこなかったWindows8,1 搭載の8インチタブレットを購入するはこびになったためです。Windows8,1では標準でOneDriveが使えるようになっているので、早めに今使っているファイルを全てOneDriveの方に移行させておけば、少なくとも使用しているファイルについてはサインインさえしてしまえば特別に意識することなく使うことができるようになることがわかったからです。

 今まで、アンドロイドのスマートフォンやタブレット端末にはOneDriveのアプリをインストールしていたのですが、Windos7ではあえて使ってなかったのでデータを同期するのに時間はかかりましたが、一度きちんとファイルを納めておけば、とりあえずは大きな画像と動画ファイル以外を放り込んでおけばまず何とかなるでしょう。

 ただ、決して外に出したくない秘密のファイルについては、いつでも外から盗み見られてしまう危険をともなうわけですから、そんなことも考えながら使っていけば便利に使えると思います。今まで使っていたDropBoxについても、中のファイルは削除することなくそのまま置いておく予定です。古く更新することのなくなったファイルについては、もしOneDriveに接続できなくなった場合に備えてのバックアップとして機能する場合もあるかと思います。ただ、乗り換えて不便になった点もあります。アンドロイド端末でOneDriveのアプリを使う場合、変更したファイルを保存する場合にDropboxのアプリではクラウド上にそのまま保存できたのですが、OneDriveの場合はいちいち保存する場所をディスク上かクラウド上かその都度指定しなければならないのがめんどくさいです。しかしウィンドウズ上でOneDriveを使っていればほとんどクラウドを意識することなくファイルの変更および保存ができるので、今後はウィンドウズタブレット上でファイルをいじることが多くなるような気がします。MVNOの登場により月額千円以下の安い金額で常時接続できる回線を多くの人が使えるようになり、オンライン上からのファイルの編集が簡単にできるようになっているので、モバイル環境で自宅と同じ作業を続けたいと思っている方は何かしらのクラウドサービスを利用されるといいでしょう。私のように、ウィンドウズタブレットを使おうと思っている方は、標準で使えるOneDriveをまずは使ってみながら、自分に合ったサービスを探すのもいいと思います。


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