docomo Galaxy S II SC-02C その2 バッテリーの持ちを良くするために

 この機種に限らずスマートフォン使いのほとんどの皆さんは、あまりにすぐに消耗してしまう電池の持たなさに辟易してしまっていることでしょう。購入してすぐさまざまなアプリを入れ、Wi-fiも常にオンにしながら3Gも使うように設定し、音楽プレーヤーとして使うようもなくただメール確認やちょっとしたメモ書きにしか使っていなかったにも関わらず(もちろん、省電力機能はONにしてあります)、お昼にはバッテリー残量が50%に近づき、夜になるとさらに容量が減っていきました。これは中古の白ロムを買ったのでバッテリー自体がへたってきているのかと思ったのですが、とにかく自分なりに対策を試してみました。

 まず、標準のアプリケーションで「ecoモード」というのがありましたのでこれを有効にし、画面のバックライトがすぐ消えるようにしました。アプリのチェック欄にはWi-fiとBluetoothを無効にするチェックがあるのですが、これにはあえてチェックはしないで、普段は切っておき使う時にしかONにしないようにしました。3G通信だけならそれほどバッテリーを消費しないような感じがしますが、それでもアプリが勝手に通信しないような対策も行ないました。数多くインストールしているアプリのうち、全く使っていないようなものもバックグラウンドで起動し通信をすることでバッテリーを消費しないよう、「Automatic Task Killer」というアプリを入れてみました。このアプリは、本体がスリープ状態になった時に、強制的に指定したアプリを終了させてくれるもので、私は主に使用頻度の低いアプリにほとんどチェックを入れて、使っていない時の電力消費ができるだけ少なくなるようにしています。

 また、これはバッテリー消費に影響を与えるかどうかわかりませんが、設定メニューの「無線とネットワーク」から「モバイルネットワーク」を選んだ先にある「ネットワークモード」を自動モードから「3Gのみ」に変更しました。国内で動かすだけならGSMは必要ありませんが、海外に持っていく場合はこの設定を変更しないと通信ができませんのでご注意を。

 とりあえずやったのはこれだけなのですが、あと気を付けているのは標準搭載のアプリ「タスクマネージャー」を気にして、起動中のアプリがあったら極力終了させることぐらいです。こんな事でもバッテリーの持ちは飛躍的によくなりました。画面から手を離してちょっとしか経たないのにすぐに画面が消えて一部のアプリケーションが終了してしまうというのは使い勝手が悪いようにも感じますが、それも電池を長持ちさせるためで、電池が空になったら何も使えなくなってしまいますので、少々の不便には目をつぶるべきでしょう。

 ちなみに、対応後のバッテリーの減りは一日まるまる使っても50%以下になることはなくなりました。早まってすぐにバッテリーを発注しないでよかったです(^^;)。もちろん旅行などで普段以上に使い込めばこうした対策をしてもバッテリーは一日持たないと思いますので、予備バッテリーか外付けのバッテリーと併用することになるでしょう。でも、いざという時にそうした予備バッテリーが使えない場合もありますので、省電力につながる使い方も今後も続けていこうと思います。


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docomo Galaxy S II SC-02C その2 バッテリーの持ちを良くするために」への2件のフィードバック

  1. ted 投稿作成者

    てらさん、お世話になってます。
    昨日、教えて頂いた「Automatic Task Killer」の設定以降、S2再起動しなくなって良かったと思った今朝9時ころ、再起動してしまいました。昨日の設定では、メールや予定やDropboxやEvernoteを自動killからはずしてます。本日、思い切ってそれら含めすべて自動killにしてからすでに8時間くらいたちますが、いまのところ再起動してません。
    以前は1日に数回再起動していたので、立ち上がっていたアプリが悪さしていたようです。こんごはリアル更新したいアプリの使い勝手次第でkillはずしていけばどのアプリが悪さの原因か分かると思います。
    てらさんも指摘されていますが、ドコモから原因となるアプリの周知とか解決方法の広報をしてもらいたいです。

  2. てら 投稿作成者

    再起動の問題は、アプリとの相性ということであればドコモ自体が全責任を負うことはないという解釈なのかも知れません。単なるデータ通信端末ということならそれでいいと私も思いますが、最近の光ファイバーによるIP電話サービスのように、従来の電話サービスに代わるものとして提供するということなら、やはりそれなりのアフターフォローなり、契約時には以前よりも不便になる部分が基本の通話のところで起こりうるということをちゃんと告知してくれないと多くの人が困るでしょうに。
    というわけで、お仕事でスマートフォンをお使いの方は、そうした点も十分にご考慮のほどを。

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