Bluetoothキーボード アンドロイドタブレットで遅延の理由

 今使っているBluetoothキーボードを購入する前、アンドロイドタブレットとかなり前に買った折り畳みのBluetoothキーボードを組み合わせて旅先のホテルからブログ内容を更新しようとして入力をしていたら、キーボードの入力に画面が付いてこない、いわゆる「遅延」が発生しました。そのあまりのストレスにその時にはタブレット端末とBluetootキーボードでの入力を諦めました。この遅延の原因が何だろうと考えた時、キーボードが古いからタブレットとの通信がうまく行っていないのではと思い込み、使っていた折り畳みキーボードの使用をやめ、新しいキーボードを購入すれば問題は解決するのではと考えました。そうして新しいキーボードを手に入れ、動作を試したところ全く問題ないスピードで入力ができたので、さすが新しいキーボードは違うと思っていたのですが、実は私の環境で起きた「遅延」は、キーボードのせいではなかったのです。

 ホテルでブログの内容について更新を試みようと入力していた状況というのは、ホテル内の高速インターネットに繋いだ状態で、インターネット経由のストレージサービス、Dropbox内に保存しているテキストファイルを開いて作業をしていたのでした。こうした方法は自宅のノートパソコンで行なっていて問題がなかったので、普通にストレスなくできると思っていたのですが、どうやらタブレット端末で同じことをやる場合に違いがありました。この一連の作業というのは、ネット上にあるファイルと常に連携を取りながら、ファイルの更新があった時点ですぐにネット上のファイルも更新されます。この処理がアンドロイドタブレットにはきついのか、それともアンドロイドというOSの仕様なのか、新しいキーボードで同じことをやったところ、折り畳みキーボードで起こった時と同じように、かなりの遅延が起こっていたのでした。

 折り畳みキーボード自体は、以前から気に入って使っていましたが、何らかの不具合がキーボードに出たと思い、 あやうく今でも十分実用になるキーボードを使えないからと処分してしまうところでした(^^;)。折り畳みキーボードが実用的に使えるということになれば、どうしてもたくさんの荷物を持って行けないようなところではより小さく軽い折り畳みキーボードの方を持っていくという状況も出てくるでしょう。

 こうなると、改めて自分のみの考えで結論を出してしまうことの怖さというものも実感します。ちなみにこの文章はアンドロイドタブレットとBluetoothキーボードの組み合わせで書いていますが、ネットに繋いでいない状況でテキストエディタで書いたものをコピーし、Dropboxにアップしてあるファイルに改めてペーストして共有化した上で整形し、アップしました。もし私と同じようにインターネットディスク上にあるファイルを直接キーボードで編集されていてキーボードの遅延が気になる方は、ちょっとした修正の場合は大丈夫ですが、そうでない場合は私のように直接ストレージ上のファイルを編集しないで、テキストエディタのコピーペーストを使ったやり方に切り替えてみることをおすすめします。


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